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第108回 安藤勝己騎手斬り&きさらぎ賞を占う!!

2007/2/8(木)

今週は東京競馬場でハンデ戦の長距離GⅢのダイヤモンドSが、京都競馬場で3歳重賞のきさらぎ賞が行なわれる。来週のGⅠ、フェブラリーSを前に一休みといった印象だが、今週は3歳クラシックで一歩抜け出た感のあるフサイチホウオーを追随する馬を探すべくきさらぎ賞を占うとともに、前回取り上げた岩田康誠騎手につづいて、安藤勝己騎手についても調査してみることとする。

先週末は共同通信杯でフサイチホウオーが、エルフィンステークスではウオッカがそれぞれ勝利を収め、牡馬、牝馬のそれぞれのクラシック戦線で抜け出たか、といった感じがする。今後の牡馬クラシック路線では、皐月賞に向けてフサイチホウオーと好勝負できそうな馬を探す方向に行くのだろうが、今週も3歳重賞のきさらぎ賞が行われるようなので、当コーナーではきさらぎ賞を取り上げてみようと思っている。
が、きさらぎ賞の検討に入る前に、前回から個人的に始めた騎手調査の第二弾ということで、安藤勝己騎手について調べてみようと思う。
(調査は全てJRA-VAN Data Lab.Target frontier JVを利用。)

 

■表1-1 2006年の騎手リーディングトップ10
順位
騎手名
1着
2着
3着
4着以下
騎乗回数
勝率
連対率
3着内率
1
武豊
178
118
111
383
790
22.5%
37.5%
51.5%
2
藤田伸二
127
127
88
560
902
14.1%
28.2%
37.9%
3
岩田康誠
126
114
115
597
952
13.2%
25.2%
37.3%
4
安藤勝己
120
84
73
348
625
19.2%
32.6%
44.3%
5
横山典弘
113
87
61
399
660
17.1%
30.3%
39.5%
6
後藤浩輝
107
83
85
557
832
12.9%
22.8%
33.1%
7
中舘英二
103
95
69
642
909
11.3%
21.8%
29.4%
8
柴田善臣
99
88
81
519
787
12.6%
23.8%
34.1%
9
福永祐一
88
69
87
576
820
10.7%
19.1%
39.8%
10
北村宏司
79
72
66
625
842
9.4%
17.9%
25.8%

まずは2006年の騎手リーディング。順位こそ4位となっているが、率を見れば武豊騎手についで実質的にナンバー2であることは疑いようのない事実である。率の上では武豊騎手>安藤勝己騎手>横山典弘騎手>藤田、岩田騎手といった感じになろうかと思う。

 

■表1-2 2006年の安藤勝己騎手の芝・ダート別成績
項目
1着
2着
3着
4着以下
騎乗回数
勝率
連対率
3着内率
全騎乗
120
84
73
348
625
19.2%
32.6%
44.3%
70
47
39
179
335
20.9%
34.9%
46.6%
ダート
50
37
34
169
290
17.2%
30.0%
41.7%

地方競馬出身の騎手ではあるが、やや芝の方が成績が良いということが伺えるであろう。

 

■表1-3 2006年の安藤勝己騎手の競馬場別成績
場名
1着
2着
3着
4着以下
騎乗回数
勝率
連対率
3着内率
札幌
7
6
4
26
43
16.3%
30.2%
39.5%
函館
15
15
6
44
80
18.8%
37.5%
45.0%
福島
0
0
0
0
0
-
-
-
新潟
2
0
1
3
6
33.3%
33.3%
50.0%
東京
24
14
12
64
114
21.1%
33.3%
43.9%
中山
6
9
8
34
57
10.5%
26.3%
40.4%
中京
12
7
10
27
56
21.4%
33.9%
51.8%
京都
37
16
18
94
165
22.4%
32.1%
43.0%
阪神
17
17
14
56
104
16.3%
32.7%
46.2%
小倉
0
0
0
0
0
-
-
-

安藤騎手は全般的に得手不得手がないように思われ、主戦場の京都、阪神においても特に大きな差は見当たらない。それなりに騎乗数がある競馬場としては若干中京が良いように思われる程度だ。だが、微妙に中山競馬場の成績が悪いようで、よく見てみると重賞の勝鞍はこれまでわずか1勝のみ(2002年マーチステークスのマンボツイスト)となっている。

 

■表1-4 2006年の安藤勝己騎手のコース別成績(抜粋)
コース
1着
2着
3着
4着以下
騎乗回数
勝率
連対率
3着内率
京都・ダ1800m
8
3
2
22
35
22.9%
31.4%
37.1%
東京・芝1600m
6
4
3
10
23
26.1%
43.5%
56.5%
京都・ダ1400m
6
4
2
21
33
18.2%
30.3%
36.4%
東京・ダ1600m
5
3
3
10
21
23.8%
38.1%
52.4%
東京・芝1800m
5
2
0
7
14
35.7%
50.0%
50.0%
京都・芝1800m外
5
1
1
7
14
35.7%
42.9%
50.0%
京都・芝1600m外
5
0
2
3
10
50.0%
50.0%
70.0%
京都・芝2000m
4
1
4
6
15
26.7%
33.3%
60.0%
中山・ダ1200m
1
4
4
6
15
6.7%
33.3%
60.0%
阪神・芝2000m
1
4
3
14
22
4.5%
22.7%
36.4%
京都・芝2000m
1
1
5
15
22
4.5%
9.1%
31.8%
東京・芝1400m
1
2
1
10
14
7.1%
21.4%
28.6%
中山・芝2000m
1
1
0
8
20
10.0%
10.0%
20.0%
中山・ダ1800m
0
2
1
7
10
0%
20.0%
30.0%
京都・芝1200m
0
0
4
3
7
0%
0%
57.1%
※上部は成績良いもの、もしくは勝鞍の多いもの、
下部は成績が芳しくないと思われるもの、もしくは勝鞍が少ないものを抜粋

コース別成績を見てみると、東京、京都といったところで勝鞍を稼いでいることがわかるだろう。その中でも東京芝1800m、東京ダ1600m、京都芝1600mといったGⅠが開催される条件での成績が目立つが、その一方で中山での勝ちきれなさも目立つ。特に中山芝2000mでの不振(と言うといいすぎか?)がフサイチホウオーと臨むであろう皐月賞でどのように影響するかやや気になった。

 

■表1-5 2006年の安藤勝己騎手の調教師別成績(上位10人)
調教師名
1着
2着
3着
4着以下
騎乗回数
勝率
連対率
3着内率
松田博資
12
8
1
30
51
23.5%
39.2%
41.2%
鮫島一歩
7
3
3
12
25
28.0%
40.0%
52.0%
松田国英
7
1
2
6
16
43.8%
50.0%
62.5%
戸田博文
7
0
1
15
23
30.4%
30.4%
34.8%
上原博之
5
4
1
6
16
31.3%
56.3%
62.5%
友道康夫
5
0
1
6
12
41.7%
41.7%
50.0%
橋口弘次郎
4
3
3
8
18
22.2%
38.9%
55.6%
加藤征弘
3
2
4
9
18
16.7%
27.8%
50.0%
古川平
3
2
0
5
10
30.0%
50.0%
50.0%
池江泰郎
3
3
1
8
15
20.0%
40.0%
46.7%
古川平
3
2
0
5
10
30.0%
50.0%
50.0%
坂口正大
3
1
2
5
11
27.3%
36.4%
54.5%
橋田満
2
5
6
14
27
7.4%
25.9%
48.1%
大久保龍彦
2
4
2
2
10
20.0%
60.0%
80.0%
福島信晴
1
2
0
0
3
100.0%
100.0%
100.0%
※戸田、上原、加藤調教師は美浦所属、それ以外は全て栗東所属。

こちらは調教師別の成績。なんとなく岩田騎手と同じような気がするが、もう少し細分化してみたところ、以下の調教師の特定の条件の時には逆らわないほうがよいということがわかったので列挙しておく。

鮫島調教師・・・1番人気時[4-1-0-1]、1,2番人気時[6-1-0-2]
松田国調教師・・・1番人気時[6-1-2-0]、2番人気以下時[1-0-0-6]
友道調教師・・・1番人気時[3-0-1-0]
橋口調教師・・・1番人気時[3-1-1-0]

たとえば、安藤勝己騎手が1番人気の松田国調教師管理馬に騎乗した際、[6-1-2-0]で3着内率100%だが、2番人気以下だと[1-0-0-6]と一気に信頼度が落ちるといった感じである。また、鮫島調教師の1,2番人気時が[6-1-0-2]で全体が[7-3-3-12]であると考えると、3番人気以下の場合は差し引いて[1-2-3-10]と今一歩なこともわかる。要するに勝ち負けになる馬しか安藤騎手には乗せないということもいえるだろう。
上記の該当馬を一通り見てみたが、好成績を収めている馬はある馬に集中して好成績を挙げているというほどでもなかったので、今後該当する馬がいたらチェックしてみようと思っている。

 

■表1-6 2006年の安藤勝己騎手の馬主別成績
馬主名
代表騎乗馬
1着
2着
3着
4着以下
騎乗回数
勝率
連対率
3着内率
平井豊光
エイシンラージヒル
6
5
3
10
24
25.0%
45.8%
58.3%
大城敬三
ダイワメジャー
6
0
1
4
11
54.5%
54.5%
63.6%
キャロットファーム
メリフルアスソング
5
3
1
7
16
31.3%
50.0%
56.3%
ターフ・スポート
ストラディヴァリオ
5
2
0
0
7
71.4%
100.0%
100.0%
八木良司
タガノデンジャラス
4
2
0
3
9
44.4%
66.7%
66.7%
ビッグレッドファーム
コスモマーベラス
3
2
0
1
6
50.0%
83.3%
83.3%
ラッキーフィールド
エアシェイディ
3
1
0
4
8
37.5%
50.0%
50.0%
吉田和子
キストゥヘヴン
3
1
0
6
10
30.0%
40.0%
40.0%
社台レースホース
ベルジュール
3
3
4
20
30
10.0%
20.0%
33.3%
サンデーレーシング
グランロワイヤル
5
8
0
24
37
13.5%
35.1%
35.1%
近藤利一
アドマイヤディーノ
2
5
1
13
21
9.5%
33.3%
38.1%
サラブレッドクラブ・ラフィアン
マイネルサニベル
2
4
5
14
25
8.0%
24.0%
44.0%
金子真人ホールティングス
ベラージオ
0
1
3
10
14
0%
7.1%
28.6%

こちらは馬主別の成績。色分けは勝率を中心に見ているので必ずしも正しいわけではないが、こうやってみると社台、サンデーレーシング、近藤利一氏、ラフィアン、金子真人ホールディングスといった大御所的馬主の所有馬であまり良い成績を残していないように見える。その中で「ターフ・スポート」(ビーナスラインやローマンエンパイヤの馬主といえばピンとくるかもしれない)の所有馬に騎乗した場合の連対率が100%と秀逸である。複数頭(ストラディヴァリオ、ノーザンスター、ベレッツァ、テンカタイヘイ)で勝鞍があるので、ここも要チェックといきたい。

 

■表1-7 2006年の安藤勝己騎手の乗り替わり時の騎手別成績
乗替わり前の騎手
1着
2着
3着
4着以下
騎乗回数
勝率
連対率
3着内率
乗替わり無し
49
33
25
111
218
22.5%
37.6%
49.1%
中舘英二
4
3
2
5
14
28.6%
50.0%
64.3%
武豊
3
3
3
9
18
16.7%
33.3%
50.0%
小牧太
3
1
0
4
8
37.5%
50.0%
50.0%
四位洋文
3
0
4
2
9
33.3%
33.3%
77.8%
福永祐一
3
0
1
10
14
21.4%
21.4%
28.6%
勝浦正樹
3
0
0
1
4
75.0%
75.0%
75.0%
上村洋行
2
1
2
1
6
33.3%
50.0%
83.3%
小野次郎
2
1
0
0
3
66.7%
100.0%
100.0%
藤田伸二
2
1
1
10
14
14.3%
21.4%
28.6%
岩田康誠
1
4
2
11
18
5.6%
27.8%
38.9%
柴山雄一
1
1
2
10
14
7.1%
14.3%
28.6%
蛯名正義
0
2
1
8
11
0%
18.2%
27.3%
佐藤哲三
0
0
1
4
5
0%
0%
0%

最後に乗り替わり前の騎手別成績を調べてみた。
安藤騎手は乗り替わり無しが49勝(約40%)、乗り替わり勝利が71勝(約60%)となっていて、岩田騎手(乗り替わり無しが30%、乗り替わりによる勝利が70%)と武豊騎手(乗り替わり無しが47%、乗り替わりによる勝利が53%)の中間に位置する感じだ。その中で、武、小牧、四位、福永といった関西の騎手からのごく普通と思われる乗り替わりが多い一方で、中舘、勝浦、小野といった関東の騎手からの乗り替わりにおいてかなり高い確率で結果を残しているところに注目したい。
その一方で、藤田、岩田、柴山、蛯名、佐藤といったリーディング上位のジョッキーからの乗り替わりでは今一歩といったところか。

ここまで長々と見てきたが、いかがだっただろうか?安藤騎手はキャリアも豊富で完成された騎手だと思うので、全体的に何か方向性があるというわけではないが、ところどころポイントとなる箇所は見つかったので、今回の分析結果をところどころ活用していただければと思う。

さて、ここからは本題のきさらぎ賞の調査に移ろうと思う。いつものように過去10年の3着以内馬から入ってみようと思う。 今回のポイントはきさらぎ賞での人気と、その前走での人気である。表2-1、2-2を合わせてご覧頂きたい。

 

■表2-1 過去10年のきさらぎ賞の3着以内馬
着順
人気
馬名
騎手名
東西
前走
場名
距離
着順
人気
着度数
2006
1
2
ドリームパスポート
安藤勝己
西
京都2歳S
京都
2000
2
2
1-3-1-0
2
1
メイショウサムソン
石橋守
西
中京2歳S
中京
1800
1
2
3-2-1-1
3
7
マイネルスケルツィ
安部幸夫
ラジオたんぱ杯
阪神
2000
9
4
1-2-0-1
2005
1
2
コンゴウリキシオー
藤田伸二
西
くすのき賞
小倉
1800
1
1
2-1-0-0
2
6
マキハタサーメット
松永幹夫
西
さざんか賞
阪神
1400
1
4
3-2-1-0
3
1
アドマイヤフジ
武豊
西
寒竹賞
中山
2000
2
1
1-1-1-0
2004
1
3
マイネルブルック
藤田伸二
寒竹賞
中山
2000
1
1
2-3-1-2
2
1
ブラックタイド
武豊
西
若駒S
京都
2000
1
1
2-0-0-1
3
5
ハーツクライ
幸英明
西
新馬
阪神
2000
1
1
1-0-0-0
2003
1
3
ネオユニヴァース
福永祐一
西
白梅賞
京都
1600
1
1
2-0-1-0
2
2
サイレントディール
武豊
西
シンザン記念
京都
1600
1
1
3-0-0-2
3
1
マッキーマックス
ルメール
西
シンザン記念
京都
1600
2
2
1-1-0-0
2002
1
6
メジロマイヤー
飯田祐史
西
白梅賞
京都
1600
1
3
2-3-0-0
2
2
アグネスソニック
横山典弘
西
朝日杯FS
中山
1600
5
5
3-1-1-1
3
5
カゼニフカレテ
四位洋文
西
京成杯
中山
2000
4
7
1-1-0-3
2001
1
1
アグネスゴールド
河内洋
西
若駒S
京都
2000
1
1
2-0-0-0
2
3
ダンツフレーム
武豊
西
野路菊S
阪神
1600
1
1
3-1-0-0
3
7
ビッグゴールド
村本善之
西
シンザン記念
京都
1600
2
7
1-2-0-3
2000
1
2
シルヴァコクピット
武豊
西
福寿草特別
京都
2000
1
1
2-1-1-0
2
5
エリモブライアン
藤田伸二
西
若駒S
京都
2000
2
2
1-2-0-3
3
4
キングザファクト
幸英明
西
白梅賞
京都
1600
2
1
1-2-0-0
1999
1
2
ナリタトップロード
渡辺薫彦
西
福寿草特別
京都
2000
3
3
1-1-1-0
2
1
エイシンキャメロン
武豊
西
朝日杯3歳S
中山
1600
2
2
3-1-0-0
3
4
ケイアンジョン
武幸四郎
西
シンザン記念
京都
1600
3
3
2-0-1-1
1998
1
1
スペシャルウィーク
武豊
西
白梅賞
京都
1600
2
1
1-1-0-0
2
4
ボールドエンペラー
松永幹夫
西
ラジオたんぱ杯
阪神
2000
2
4
2-1-0-5
3
3
ケイアイマウウルフ
四位洋文
西
新馬
京都
2000
1
1
1-1-0-0
1997
1
6
ヒコーキグモ
松永幹夫
西
新馬
阪神
1400
1
1
1-0-1-0
2
1
テイエムトップダン
和田竜二
西
ラジオたんぱ杯
京都
2000
3
1
2-0-1-0
3
8
タマモプロモーター
南井克巳
西
新馬
京都
1400
1
3
1-0-0-0

 

■表2-2 きさらぎ賞の人気別成績
項目
1着
2着
3着
4着以下
出走数
勝率
連対率
3着内率
1番人気
2
4
2
2
10
20.0%
60.0%
80.0%
2番人気
4
2
0
4
10
40.0%
60.0%
60.0%
3番人気
2
1
1
6
10
20.0%
30.0%
40.0%
4番人気
0
1
2
7
10
0%
10.0%
20.0%
5番人気
0
1
2
7
10
0%
10.0%
20.0%
6番人気
2
1
0
7
10
20.0%
30.0%
30.0%
7番人気
0
0
2
8
10
0%
0%
20.0%
8番人気
0
0
1
9
10
0%
0%
10.0%

連対馬に必要な基本ラインは「当日6番人気以内、かつ、前走はGⅠ以外なら3着以内、かつ、3番人気以内」というところだろうか。 その中でも1〜3番人気で3着以内に好走した馬に関しては(GⅠ出走のアグネスソニックを除くと)全ての馬が前走で3番人気以内に推されていたということに注目したい。意外とここで連対候補が絞れたりしそうだ。

 

■表2-3 過去10年のきさらぎ賞の前走別成績
項目
1着
2着
3着
4着以下
騎乗回数
勝率
連対率
3着内率
白梅賞
3
0
1
4
8
37.5%
37.5%
50.0%
福寿草特別
2
0
0
3
5
40.0%
40.0%
40.0%
若駒S
1
2
0
5
8
12.5%
37.5%
37.5%
新馬
1
0
3
6
10
10.0%
10.0%
40.0%
ラジオたんぱ杯※
0
2
1
5
8
0%
25.0%
25.0%
朝日杯
0
2
0
3
5
0.0%
40.0%
40.0%
未勝利
0
0
0
0
9
0.0%
0.0%
0.0%
※ラジオたんぱ杯は現在はラジオNIKKEI杯

前走レース別の成績をまとめてみた。白梅賞出走馬は白梅賞3人気かつ2着以内だとオール連対といったデータもあるのだが、残念ながら今年はステップとしている馬がいない。白梅賞につぐ好相性の若駒S、福寿草特別に関しても出走馬はいない。 また、新馬戦からの1勝は10年前のヒコーキグモで、キャリア2戦だったことで、キャリア1戦に関してはこれまで3着止まりとなっている。
その他で言うと、未勝利戦経由での3着内好走は今のところない。その一方で500万下クラスということでくくると[7-0-2-29]となっているのだが、3着以内の9頭は全て前走3人気以内かつ3着以内であるというデータも出ている。

 

■表2-4 過去10年の武豊騎手のきさらぎ賞での成績
 
着順
人気
馬名
前走
2006年
5
4
アドマイヤメイン ホープフルS4着
2005年
3
1
アドマイヤフジ 寒竹賞2着
2004年
2
1
ブラックタイド 若駒S1着
2003年
2
2
サイレントディール シンザン記念1着
2001年
2
3
ダンツフレーム 野路菊S1着
2000年
1
2
シルヴァコクピット 福寿草特別1着
1999年
2
1
エイシンキャメロン 朝日杯3歳S2着
1998年
1
1
スペシャルウィーク 白梅賞2着
1997年
5
3
ツルマルガイセン 福寿草特別4着

武豊騎手騎乗馬についても調べてみた。 過去10年のきさらぎ賞で武豊騎手は9回騎乗していて、[2-4-1-2]と信頼性の高い結果を残している。少し眺めてみればすぐわかるが、前走で連対していなかった2頭を除くと全て3着以内となっている。また、3着以内の中で見ても、500万で勝てなかったアドマイヤフジは3着だが、それ以外は連軸としての役割をきっちりと果たしており、該当する出走馬がいれば、ここから入るべきではないかと思う。

 

【結論】

■表3 2007年のきさらぎ賞の登録馬
馬名
前走
着度数
その他
アサクサキングス ラジオNIKKEI杯4人気5着 2-0-0-1
アドマイヤヘッド 朝日杯FS8人気11着 1-1-0-2 前走負けすぎか?
オーシャンエイプス 新馬戦1人気1着 1-0-0-0
オーシャンクルーズ 未勝利戦4人気1着 1-1-0-2 前走未勝利戦は?
オーソリティバイオ 新馬戦5人気1着 1-0-0-0 5ヵ月半休養明け
オートドラゴン 未勝利戦1人気1着 1-0-0-2 前走未勝利戦は?
クリノアドベンチャ 500万下9人気6着 1-0-0-9 前走負けすぎか?
サムライタイガース 未勝利戦1人気1着 1-0-1-0 前走未勝利戦は?
ディープスピリット くすのき賞2人気2着 1-2-1-2 前走2人気
ナムラマース ラジオNIKKEI杯2人気3着 3-3-1-1 札幌2歳S勝ち馬
プレーザヒーロー こぶし賞8人気8着 1-2-1-3 前走負けすぎか?
マルカラボンバ 萌黄賞11人気1着 2-0-0-8 前走1200mは?
ラードロランダム 未勝利戦5人気1着 1-0-2-1 前走未勝利戦は?
リンリンリン 地方レース1人気1着 1-0-0-1 地方出走馬は?
ワンダースティーヴ 地方レース1人気1着 1-0-0-2 地方出走馬は?
※2007/2/7(水)午前時点の特別登録馬

ここは当然だが、オーシャンエイプスナムラマースを中心としたい。オーシャンエイプスはキャリア1戦で、データ的には3着までだが、上位人気が見込まれる点や、前走上位人気である点に加え、何と言っても武豊騎手騎乗で過去に好走した馬とデータ的にも合致するということを加味し、打倒フサイチホウオーの期待を込めて中心視したい。
ナムラマースは重賞勝ち馬。前走ラジオNIKKEI杯でもフサイチホウオーと差のない競馬をしており、普通に見たらこちらを頭ととってもおかしくないだろう。たたき2戦目で鞍上にペリエ騎手を確保しており、差のない2番手候補とする。
ということで、以下の候補を探したいところだが、今回はここまで見てきたデータで今回の登録馬はほとんど引っかかるのでおおよそ今回はこの2頭で1,2着が決まるのではないかと見ている。
3着候補としては、500万下からの臨戦条件(上位人気で好走)を満たしているディープスピリット、本来ならば3番手候補の筆頭であろうアサクサキングスまでにとどめるが、重賞好走歴のある岩田-友道ラインのアドマイヤヘッドと先行しそうなサムライタイガースあたりを軽く注意してみようと思う。

 

■表4 枠別成績一覧
1着
2着
3着
4着以下
勝率
連対率
3着内率
1枠
3
0
1
7
27.3%
27.3%
36.4%
2枠
0
1
1
10
0%
8.3%
16.7%
3枠
1
1
0
12
7.1%
14.3%
14.3%
4枠
1
1
1
11
7.1%
14.3%
21.4%
5枠
2
2
3
10
11.8%
23.5%
41.2%
6枠
0
3
1
14
0%
16.7%
22.2%
7枠
2
1
0
16
10.5%
15.8%
15.8%
8枠
1
1
1
15
5.0%
10.0%
25.0%

 

2007/01/20京都6R サラ系3歳 新馬 1着 4番 オーシャンエイプス 2006/09/30札幌11R 札幌2歳ステークス 1着 8番 ナムラマース
2007/01/20京都6R サラ系3歳 新馬
1着 4番 オーシャンエイプス
2006/09/30札幌11R 札幌2歳ステークス
1着 8番 ナムラマース

ライタープロフィール

ヒノデクロス(ひのでくろす)

1976年6月、静岡県生まれ。大学卒業後、都内のシステム開発会社勤務。競馬歴は15年ほど、好きな馬はヒロデクロスとダンスインザダーク。「同じようなレースではおおよそ同じような結果になる」とのことで重賞を中心に過去データの観点から予想を行っている。趣味はサッカー、フットサル。日本代表と清水エスパルスおよび柴犬をこよなく愛す。

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