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第103回 2007年の中央競馬は6日から開幕! 京都金杯を占う!

2007/1/4(木)

JRAの新年最初の重賞は東西の金杯。1月6日(土)の金杯を皮切りにいよいよ07年の中央競馬がスタートする。金杯は縁起物。きっちり当てて、いい一年にしたい。

 例年、金杯と言えば1月5日に行われていたが今年は事情が違う。今年は6日(土)に東西の金杯を施行。同日を開催初日とする3日間連続開催で、07年の中央競馬が開幕する。今回ターゲットにするのは西の金杯。京都競馬場で行われる古馬のマイル重賞(ハンデ戦)だ。ハンデは決定しているが、年末の段階で登録馬が45頭という大激戦の様相。出走馬が未確定で難しいところがあるが、攻略していきたい。データはマイル戦で行われるようになった00年以降の過去7年を参考。データ分析には、JRA-VAN Data Lab.Target frontier JVを利用した。


■表1 前年のマイルCSに出走し、京都金杯に出走した馬(過去7年)
人気
着順
馬名
マイルCSの成績
京都の古馬重賞実績
人気
着順
着差
06年
6
1
ビッグプラネット
17
7
0.4
 
4
10
キネティクス
15
9
0.5
 
9
3
アルビレオ
16
13
0.8
05年京都金杯2着
8
13
マイネルハーティー
11
15
1.0
 
05年
8
10
ナイトフライヤー
15
16
0.8
 
04年
8
12
イーグルカフェ
13
6
0.5
 
3
4
エイシンチャンプ
7
7
0.5
 
1
2
サイドワインダー
1
8
0.5
03年京都金杯1着
9
1
マイソールサウンド
15
11
0.8
03年京都記念1着
11
6
オースミコスモ
14
12
0.8
 
03年
5
4
リキアイタイカン
15
3
0.0
02年スワンS2着
2
9
メイショウラムセス
4
5
0.1
 
1
5
モノポライザー
5
8
0.4
 
4
2
グラスワールド
6
12
0.5
 
02年
4
4
ダービーレグノ
18
6
0.5
 
1
1
ダイタクリーヴァ
1
9
0.5
01年京都金杯1着
3
2
ゴッドオブチャンス
12
13
0.6
01年スワンS3着
6
5
コンタクト
16
16
1.0
 
01年
3
3
アグネスデジタル
13
1
-
00年マイルCS1着
1
1
ダイタクリーヴァ
1
2
0.1
00年マイルCS2着
2
14
エイシンプレストン
4
5
0.6
 
14
9
ビッグサンデー
17
16
2.1
98年マイルCS2着
00年
1
2
アドマイヤカイザー
5
4
0.6
 
3
1
キョウエイマーチ
3
5
0.6
97年マイルCS2着
6
10
エイシンキャメロン
15
16
2.2
 
7
9
ドラゴンライト
16
17
2.4
 
10
6
ビッグサンデー
8
18
3.0
98年マイルCS2着

唐突だが、京都金杯は前年のマイルCSと非常に大きな関連性がある。上の表1は前年のマイルCSに出走し、京都金杯に出走した全馬の一覧。レースのグレードは大きく違うが、同じ京都の芝1600mの重賞ということで、両レースを使ってくるケースが多く、なおかつ好走馬も多数出している。過去7年、前年のマイルCSを経て京都金杯で3着以内に好走した馬は11頭。約半数が前年のマイルCS組が占めている。該当馬がナイトフライヤー1頭しかいなかった05年以外は、毎年マイルCS組が好走。まずは、この組から中心馬を探すのが、一つの有効な手段と言えるだろう。

昨年は前年のマイルCSで7着だったビッグプラネットが優勝、13着に大敗していたアルビレオがここで3着に巻き返した。01年のアグネスデジタル、ダイタクリーヴァのようにマイルCSで上位に来た馬の好走は、ある意味当然だが、そうでない馬でも好走しているのが特徴。マイルCSでの結果は着順よりも着差に注目。仮に負けていても、勝ち馬から1.0秒未満で入線していれば、今回十分に巻き返せる。00年は前年にマイルCSに出走していた馬が5頭いたが、大きく負けていたエイシンキャメロン以下の3頭をカットすればアドマイヤカイザー、キョウエイマーチしか残らなかった。

 そこからさらに絞り込む場合には、京都芝の古馬重賞の実績に注目したい。過去に京都金杯、スワンS、マイルCSなど同コースの古馬重賞で好走経験がある場合はプラス材料になる。04年に優勝したマイソールサウンドは、京都記念勝ちの実績があった。

 

■表2 表1に該当しなかった過去の京都金杯の好走馬(1)
人気 着順 馬名 前走成績 備考
06年
12
2
ニューベリー ファイナルS1着 阪神芝1600m
05年
1
1
ハットトリック 清水S1着 京都芝1600m
05年
7
2
アルビレオ 1000万1着 阪神芝1600m
03年
3
1
サイドワインダー 京阪杯1着 京都芝1800m
02年
2
3
ミレニアムバイオ 1000万1着 阪神芝1600m

 

■表3 表1に該当しなかった過去の京都金杯の好走馬(2)
人気 着順 馬名 前走成績 備考
05年
6
3
アズマサンダース 阪神牝馬S5着 牝馬
03年
6
3
ローズバド 阪神牝馬S3着 牝馬
01年
8
2
エリモセントラル 阪神牝馬特別14着 牝馬

 

■表4 表1に該当しなかった過去の京都金杯の好走馬(3)
人気 着順 馬名 前走成績 備考
04年
6
3
ユートピア JCダート12着 毎日杯2着
00年
14
3
ロードアヘッド シリウスS16着 新潟日報賞1着

続いて前年のマイルCSに出走しなかった別路線組の好走馬を見ていこう。表1の好走馬に該当しなかった残りの10頭は、上記の表2、表3、表4で記した。各馬は前走の成績に基づき、大きく3つにわけて考えることができる。まず表2は前走1着の馬。昨年12番人気で2着に好走したニューベリーら5頭が該当。ハンデ戦らしく前走1000万クラスを勝ち上がったばかりの昇級馬から重賞勝ちの馬まで、芝のマイル前後のレースを直前に勝っていた勢いがある馬は無視できない。

次の表3はアズマサンダース、ローズバド、エリモセントラルの3頭。この3頭の共通点は牝馬であること。そして前走牝馬限定のG2を使っていたこと。番組改編により、今年は阪神牝馬Sを経ての参戦は不可能になっているが、この手のタイプの牝馬には注意したい。

そして最後に表4。該当するユートピア、ロードアヘッドは3着止まりだが、いずれも人気薄である点に注目。それもそのはず。前走ダートの重賞を使っており、そこで2桁着順に大敗。人気になりにくいタイプで、完全に盲点になっていた。しかし、両馬ともに過去に芝のOPクラスのレースで好走経験があった。そして、ともにフォーティナイナー産駒だったことも興味深い。

 

【結論】

さて、それでは今年の京都金杯を展望していこう。まずは前年のマイルCSに出走していた馬について。出走予定馬は以下の表5の通りだ。

■表5 前年のマイルCSに出走した今年の京都金杯出走予定馬
優先 馬名 人気 着差 着順 京都の古馬重賞実績
5
マイネルスケルツィ
16
4
0.5
 
21
キンシャサノキセキ
5
5
0.5
 
15
マルカシェンク
4
12
1.1
 
24
アグネスラズベリ
13
15
1.4
 
13
ニューベリー
18
16
1.4
06年京都金杯2着
4
キネティクス
15
18
2.3
 

今年は6頭が登録。中でも最先着(4着)を果たし、勝ち馬から0.5秒差のマイネルスケルツィ、5着で同着差のキンシャサノキセキが有力。両馬ともに過去に京都芝の古馬重賞で好走実績はないが、明け4歳馬でもあり、この点で割引く必要はないだろう。ただし、キンシャサノキセキは昨年末の時点で優先出走順位が24番目(表の左に記載)。フルゲートは16頭なので、残念ながらこのままでは出走できない。その他の4頭、マルカシェンク、アグネスラズベリ、ニューベリー、キネティクスは勝ち馬から1.1秒以上離されており、好ステップであってもここでは推奨できない。

 

■表6 表5以外の京都金杯の主な出走予定馬(優先出走順)
優先 馬名 前走成績 備考
1
フサイチリシャール 阪神カップ1着 阪神芝1400m
2
キストゥヘヴン エリザベス女王杯10着 牝馬
3
サンバレンティン 鳴尾記念11着  
6
サクラメガワンダー 鳴尾記念1着 阪神芝1800m
7
タマモホットプレイ 阪神カップ10着  
8
グレイトジャーニー 天皇賞(秋)12着  
9
コスモシンドラー 阪神カップ11着  
10
マチカネオーラ 中京記念1着 中京芝2000m
11
エイシンボーダン エニフS12着 芝のOP実績×
12
ペールギュント アンドロメダS6着  
13
ロードマジェスティ ディセンバーS11着  
15
ナリタシークレット 六甲アイランドS1着 阪神芝1200m
17
スズカフェニックス 富士S3着  
18
ビッググラス アクアルミナスS1着 芝のOP実績×
18
ホッコーソレソレー 鳴尾記念3着  
20
エイシンドーバー ゴールデンホイップT1着 阪神芝1600m
22
メイショウオウテ 鳴尾記念5着  
23
テイエムプリキュア オークス11着 牝馬
※フルゲートは16頭。25マヤノグレイシー、26グランリーオ以下、合計45頭が登録。

 そして残りの主な登録馬は上の表6の通り。合計45頭もの登録があった大激戦のレースだが、優先出走順位に基づくと表6の中でメンバーが決まるはず。前年のマイルCS組以外で狙えるのは、大きくわけて3つ。(1)前走1000万クラス以上の芝1600m前後のレースで1着の馬、(2)前走G2以上を使っていた牝馬、(3)前走ダート戦に出走も過去に芝のOPで好走実績がある馬のどれかだ。
表6の該当馬の中で(1)に該当するのは4頭。前走阪神カップで復活したフサイチリシャール、鳴尾記念を勝ったサクラメガワンダー、長期の休養明けが微妙だがマチカネオーラ、除外の可能性があるがエイシンドーバー。前走1着の馬だけに上位人気になりやすいが、ここは押えておきたい。
(2)はキストゥヘヴン、テイエムプリキュアが該当するが、前者は回避の公算が高く、後者はオークス以来の休み明けで過去の好走馬とはかなりニュアンスが異なる。したがって、現時点では見送っておく。
最後に前走ダートを使っていた登録馬はエイシンボーダン、ビッググラスの2頭。そもそも出走してこないかもしれないが、両馬ともに芝のOPでの実績はなく、(3)には合致しない。ここで勝ち負けを期待するのは難しいだろう。

 

2006/11/19京都11R マイルチャンピオンシップ(G1) 2006/12/17阪神11R 阪神カップ(G2) 1着 10番 フサイチリシャール(写真左)
2006/11/19
京都11R
マイルチャンピオンシップ(G1)
2006/12/17阪神11R
阪神カップ(G2)
1着 10番 フサイチリシャール(写真左)

ライタープロフィール

小田原智大(おだわら ともひろ)

1975年6月、東京生まれ。早稲田大学商学部卒業後、業界紙記者を経て、(株)レイヤード入社。ライター&エディターとして活躍。JRA-VANデータの配信初期から、いち早くデータ競馬の有効性に着目する。05年5月より「競馬 最強の法則WEB」にて、障害戦を除く全重賞レースの傾向と対策、予想を展開。「オッズパーク ダートグレードデータ作戦」では、地方競馬の重賞の攻略にも取り組んでいる。仕事の関係でなかなか競馬場には行けなくなったが、年に1、2回行くローカル遠征が楽しみ。
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