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第67回 春の東京開催開幕!!フローラSを占う!!

2006/4/19(水)

今週から春の東京開催。オークストライアルとしてフローラステークスが開催される。2000年以降に日程が1週繰り上がってからというものの、荒れ気味のレースであるが、一体どのような傾向があるのだろうか?今年の穴馬やいかに!?

今週から春の東京開催が開幕。これから2開催、オークス、ダービー、安田記念まで続く開催が始まる。
今年は古馬牝馬GⅠのヴィクトリアマイルや、ダービーデーに目黒記念が同時開催されるなど目の離せない東京開催となるであろうが、開幕週でもある今週はオークストライアルのフローラSが開催される。
オークスを目指す3歳牝馬の戦いであるわけだが、まずは傾向をということで、いつものように過去10年の連対馬から見ていきたいと思う。
(調査はJRA-VAN Data Lab.Target frontier JVを利用。)

 

■表1 過去10年のフローラSの連対馬
着順
人気
馬名
騎手名
東/西
タイム
前走
距離
着順
年明け
重賞
デビュー
2005
1
2
ディアデラノビア
武豊
西
2.01.8
フィリーズR
1400
4
3戦
2戦
2歳
2
1
レースパイロット
蛯名正義
西
2.01.9
ミモザ賞
2000
1
2戦
0戦
2歳
3
11
アスピリンスノー
小野次郎
西
2.01.9
チューリップ賞
1600
11
3戦
1戦
3歳
2004
1
5
メイショウオスカル
後藤浩輝
西
2.01.1
フラワーC
1800
3
4戦
1戦○
2歳
2
3
グローリアスデイズ
柴原央明
西
2.01.1
忘れな草賞
2000
2
2戦
0戦
2歳
3
10
ムーンフェイズ
小林淳一
2.01.2
あざみ賞
1800
5
2戦
0戦
3歳
2003
1
14
シンコールビー
郷原洋司
西
2.00.6
500万下
2000
7
2戦
0戦
2歳
2
3
タイムウィルテル
吉田豊
2.00.6
アネモネS
1600
4
3戦
1戦
2歳
3
4
センターアンジェロ
石崎隆之
西
2.00.7
桜花賞
1600
9
2戦
1戦
2歳
2002
1
9
ニシノハナグルマ
左海誠二
2.04.0
ミモザ賞
2000
4
4戦
0戦
3歳
2
3
マイネミモーゼ
後藤浩輝
2.04.0
ミモザ賞
2000
3
4戦
1戦
3歳
3
1
ブリガドーン
岡部幸雄
2.04.1
ミモザ賞
2000
2
4戦
2戦▲
2歳
2001
1
5
オイワケヒカリ
小林淳一
2.01.5
フラワーC
2000
2
4戦
1戦○
3歳
2
1
レディパステル
デザーモ
2.01.6
ミモザ賞
2000
1
5戦
0戦
3歳
3
3
ローズバド
横山典弘
西
2.01.8
フィリーズR
1400
1
2戦
1戦◎
2歳
2000
1
9
マニックサンデー
小野次郎
2.02.5
未勝利
ダ1800
1
2戦
0戦
2歳
2
5
カリスマサンオペラ
和田竜二
西
2.02.6
忘れな草賞
2000
10
4戦
0戦
2歳
3
11
フサイチユーキャン
千田輝彦
西
2.02.7
未勝利
ダ1800
1
4戦
0戦
3歳
1999
1
2
スティンガー
岡部幸雄
2.01.4
桜花賞
1600
12
1戦
2戦◎
2歳
2
1
フサイチエアデール
武豊
西
2.01.4
桜花賞
1600
2
3戦
3戦◎
2歳
3
3
クロックワーク
横山典弘
2.01.5
山桜賞
1800
1
2戦
0戦
3歳
1998
1
1
マックスキャンドゥ
蛯名正義
西
2.00.3
桜花賞
2000
5
3戦
2戦◎
2歳
2
5
スイートマティルダ
加藤和宏
2.00.5
ミモザ賞
2000
2
2戦
0戦
2歳
3
4
ナオミシャイン
柴田善臣
2.00.7
ミモザ賞
2000
1
3戦
0戦
2歳
1997
1
1
オレンジピール
河内洋
西
2.01.2
桜花賞
1600
5
4戦
2戦◎
2歳
2
3
ダイイチシガー
武豊
西
2.01.2
忘れな草賞
2000
2
3戦
3戦▲
2歳
3
7
グレースアドマイヤ
柴田善臣
西
2.01.2
忘れな草賞
2000
8
5戦
2戦
3歳
1996
1
5
センターライジング
四位洋文
西
2.03.4
桜花賞
1600
10
3戦
3戦△
2歳
2
8
ナナヨーストーム
石橋守
西
2.03.8
忘れな草賞
2000
1
4戦
2戦
2歳
3
1
エリモシック
河内洋
西
2.03.8
はなみずき賞
2200
1
3戦
0戦
3歳
※1 2000年までは4歳牝馬特別というレース名で実施。
※2 『年明け』は年明けに消化したレース数。
※3 『重賞』は重賞出走経験を示す。◎は勝利、○は2着、▲は3着、△は重賞実績はないが、OP勝があることを示す。
※4 『デビュー』は2歳デビューか3歳デビューかを示す。

オークストライアルという冠のついたレースではあるが、ここからオークス本番で連対を果たしたのは以外にも01年のレディパステルのみである。 (連対馬以外では01年には当レース3着馬のローズバドがオークスでも2着している。また、豆知識として、当レースを良馬場時に4コーナー10番手以下から差して連対した 05年ディアデレノビア、03年シンコールビー、97年ダイイチシガーがオークスで3着していることにもお気づき頂きたいところだ。)

【人気】
・1番人気は[2-3-2-3]と勝率20%、連対率50%、3着内率70%。可もなく不可もなくといったところ。
・2番人気、3番人気は連対率30〜40%とイマイチ。それならば[3-2-0-5]の5番人気が狙いどころ。

【年明けレース数】
・年明け消化レースは4戦程度までにとどめておきたい。(連対馬で例外は着外0のレディパステルのみ)
・年明け3戦以上している馬のうち、重賞3着の経験をもつブリガドーン、ダイイチシガー、オープン勝利の実績を持つセンターライジングを除いた全ての3着以内馬に年明け後の勝ち鞍があった。

【重賞出走経験】
・重賞出走経験は少ない方が好まれ、基本的に2戦までにとどめておきたい。3戦以上の出走経験馬にはOP勝ち以上の実績必須。
・日程変更のあった2000年以降で2戦以上に出走していたのはディアデラノビア、ブリガドーンの2頭のみである。

【枠別成績】
■表2 枠別成績一覧
1着
2着
3着
4着以下
勝率
連対率
複勝率
1枠
1
0
0
17
5.6%
5.6%
5.6%
2枠
1
3
0
15
5.3%
21.1%
21.1%
3枠
2
1
0
17
10.0%
15.0%
15.0%
4枠
0
2
2
16
0%
10.0%
20.0%
5枠
0
1
1
17
5.3%
10.5%
10.5%
6枠
1
0
3
16
5.0%
5.0%
20.0%
7枠
1
2
1
18
4.5%
13.6%
18.2%
8枠
4
1
3
14
18.2%
22.7%
36.4%

・枠別に大きな不利はないが、秋の天皇賞で鬼門とされている8枠が勝率、連対率、3着内率ともにトップ。
・トータル的にも6枠以降は6勝2着3回、3着7回と出ており、外枠有利が色濃く出ている。

【その他】
・小野騎手、小林淳騎手が3着以内に2回ずつ登場。
・関東のレースだが、ここ3年で関西馬が6連対中5連対を占める。
・過去10年の3着内馬30頭中、サンデーサイレンス産駒が10頭を占める。
・連対馬20頭のうち、16頭までが2歳デビュー。3歳デビューは4頭と少なめ。

基本的な部分をみてみたが、やはり、このレースを分析する上で欠かせないのが、2000年の開催時期の1週繰り上げである。それまでは桜花賞との間隔が中2週であったため、桜花賞出走馬の出走がよく見られたということもあり、おおよそ5番人気以内で決着していたが、2000年以降は桜花賞との間隔が中1週となったため、桜花賞出走馬の当レースへの出走が激減し、出走馬のレベルの低下が見られた影響で2001年以外は3着までに人気薄の馬が突っ込むという変化が見られている。

というわけで、ここからのキーワードを『2000年以降』『穴馬』としていきたい。
以下に、2000年以降に5番人気以下で連対した馬の傾向を下記にまとめてみたのでご覧頂きたい。

パターン1:重賞3着以内orオープン連対経験あり(メイショウオスカル、オイワケヒカリ)
パターン2:キャリア4戦以下(アスピリンスノー、ムーンフェイズ、ニシノハナグルマ、フサイチユーキャン、マニックサンデー)
パターン3:複勝率5割以上(シンコールビー、マニックサンデー、カリスマサンオペラ)

パターン1はともに5番人気で連対したメイショウオスカルとオイワケヒカリである。オイワケヒカリはフラワーC2着という実績を持っている。また、メイショウオスカルにはエルフィンS2着、フラワーC3着とあと1歩で桜花賞の出走権を逃している。
また、『桜花賞トライアルで人気を裏切る→当レースでオークス出走権奪取』という流れでいうと、昨年のディアデラノビアや2003年のタイムウィルテルなどそれなりに見られるパターンなので該当馬がいれば注意したい。

パターン2はすべて9番人気以下という強力穴パターンである。3着が多いので、馬連、馬単にはもって行きづらいが、デビュー戦勝利(アスピリンスノー、ムーンフェイズ、ニシノハナグルマ)、ダート戦勝利経験(フサイチユーキャン、ニシノハナグルマ、マニックサンデー)という強調項目を持った馬を狙いたい。

パターン3であるが、こちらは1でも2でもない馬といった感じだが、複勝率にして5割を超えるという、安定した戦跡を誇っている馬ということがポイントである。パターン2とだぶりのあるマニックサンデー以外の2頭にはキャリア8戦以上という共通点があった。

 

【結論】

フローラSの馬券対象を選ぶあたって、ある程度の上位人気が予想されそうな馬と、筆者が推奨する馬をまとめたのが表3である。

■表3 フローラS登録馬(2006/4/16発表 一部抜粋)
馬名
前走成績
備考
アイスドール フラワーC5着 重賞3戦出走未勝利&OP戦も未勝利
オリオンオンサイト フラワーC6着 キャリア3戦&デビュー戦勝利
テイエムプリキュア 桜花賞8着  
ノンコ ミモザ賞2着 芝最低着順9着
ハネダテンシ ミモザ賞3着 芝最低着順9着&年明け3戦未勝利
プリティタヤス 忘れな草賞2着 年明け4戦未勝利
マイネサンサン ミモザ賞1着 芝最低着順11着
モンヴェール 500万1着 キャリア4戦&ダート戦勝利
ヤマトマリオン 忘れな草賞5着 キャリア7戦&3着内率5割超
ラピッドオレンジ 500万戦3着 OP3着経験

 

阪神ジュベナイルフィリーズ(優勝:テイエムプリキュア)

中心と考える馬をピンク、次位候補を黄色、あって3着まで、もしくは消しの対象は色なしになっている。
上で穴馬調査のために3つにパターンしたわけだが、残念ながら全登録馬を見渡してもパターン1にあてはまる「重賞、OP連対経験馬」は1番人気が予想されるテイエムプリキュアだけであった。このような低レベルメンバーにはGⅠ馬が負けることは許されないので、期待をこめて中心に推そうと思う。

次には、オリオンオンサイトとモンヴェールの2頭を挙げる。
2頭ともパターン2の「キャリア4戦以下」で、かつオリオンオンサイトはデビュー戦で同距離の2000m戦を、モンヴェールはダート戦に勝利経験を持っているため強調できるものと思われる。できるだけ人気にならないでもらいたいところだ。

次位候補としては、ヤマトマリオンとラピッドオレンジを付け加えておく。ヤマトマリオンはパターン3の「キャリア8戦&複勝率5割超」にやや届かない「キャリア7戦&複勝率5割超」、ラピッドオレンジはパターン1の「重賞、OP連対経験」に若干届かない「OP3着経験」の馬だが、今年のように出走馬のレベルが低い場合はこのような実績で今一歩の馬が浮上することがあるとみて、両馬を付け加えておく。

なお、色のついていない馬にミモザ賞組の1〜3着馬が含まれているが、表4を参照する限り、あって3着までとしたい。芝戦で掲示板を外したことのあるミモザ賞からの臨戦馬はブリガドーンにナオミシャインの例に見られるようにフローラSではあって3着までとなるデータが出ている。

 

■表4 ミモザ賞からの臨戦馬について
フローラS着順
馬名
ミモザ賞成績
芝での最低着順
2005年 2着 レースパイロット 1着 3着
2002年 1着 ニシノハナグルマ 4着 4着
2002年 2着 マイネミモーゼ 3着 5着
2002年 3着 ブリガドーン 2着 8着
2001年 2着 レディパステル 1着 3着
1998年 2着 スイートマティルダ 2着 3着
1998年 3着 ナオミシャイン 1着 10着

ライタープロフィール

ヒノデクロス(ひのでくろす)

1976年6月、静岡県生まれ。大学卒業後、都内のシステム開発会社勤務。競馬歴は15年ほど、好きな馬はヒロデクロスとダンスインザダーク。「同じようなレースではおおよそ同じような結果になる」とのことで重賞を中心に過去データの観点から予想を行っている。趣味はサッカー、フットサル。日本代表と清水エスパルスおよび柴犬をこよなく愛す。

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