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第56回 いざクラシックへ!共同通信杯占う!!

2006/2/1(水)

クラシック戦線に向けての前哨戦がいよいよ本格化!今週は東京競馬場で共同通信杯が行なわれる。実績馬が出走を予定しているが、その信頼度を含め、馬券検討をしてみることとする

古くはナリタブライアンからメジロブライトにエルコンドルパサー、イーグルカフェ、近年ではジャングルポケットと数多くのGⅠ馬を輩出している共同通信杯。クラシックロードへの登竜門ということもあり、毎年、実績馬や将来性を感じさせる馬が多数エントリーしてくる。今年の勝ち馬はどの馬なのか?クラシック戦線で中心となっていくのか?ファンにとっては楽しみなレースであろうということもあり、今週はこのレースについて検討を行なうこととする。

まずは、例によって過去10年の連対馬を調査してみることとしよう。
過去10年のうち、2003年は中山で開催されたため、また、エルコンドルパサーの勝利した1998年は降雪のためダート変更を行なっているのため対象外している。
(調査はJRA-VAN Data Lab.Target frontier JVを利用。)

 

■表1 過去10年の共同通信杯(1998年、2003年は除く)の連対馬
着順
人気
馬名
性齢
斤量
騎手名
東/西
タイム
前走
距離
着順
斤量
2005
1
1
ストーミーカフェ
牡3
58
四位洋文
1.47.8
朝日杯FS
1600
2
55
2
5
ダイワアプセット
牡3
56
柴田善臣
1.48.2
若竹賞S
1600
1
56
2004
1
4
マイネルデュプレ
牡3
56
北村宏司
1.47.4
ひいらぎ賞
1600
1
55
2
1
アポインテッドデイ
牡3
56
柴田善臣
1.47.6
朝日杯FS
1600
3
55
2002
1
1
チアズシュタルク
牡3
55
藤田伸二
西
1.50.4
シンザン記念
1600
2
55
2
7
サンヴァレー
牡3
56
田中剛
西
1.50.4
ジュニアカップ
1600
1
56
2001
1
1
ジャングルポケット
牡3
56
角田晃一
西
1.47.9
ラジオたんぱ杯
2000
2
54
2
3
プレジオ
牡3
55
ペリエ
1.48.2
京成杯
2000
4
55
2000
1
4
イーグルカフェ
牡3
55
岡部幸雄
1.49.7
京成杯
2000
2
55
2
6
ジーティーボス
牡3
55
吉永護
1.49.7
黒竹賞
ダ1800
1
55
1999
1
10
ヤマニンアクロ
牡3
55
勝浦正樹
1.50.2
東京スポーツ杯
1800
4
54
2
13
キンショーテガラ
牡3
55
後藤浩輝
西
1.50.4
京成杯
2000
6
55
1997
1
1
メジロブライト
牡3
56
松永幹夫
西
1.47.5
ラジオたんぱ杯
2000
1
54
2
3
セイリューオー
牡3
56
蛯名正義
1.47.6
ジュニアC
2000
3
57
1996
1
1
サクラスピードオー
牡3
56
小島太
1.48.2
京成杯
1600
1
55
2
4
エイシンコンカード
牡3
55
安田康彦
西
1.48.4
こぶし賞
1600
1
55

クラシックへの登竜門であるだけに、なつかしの馬達の名前がたくさん並んでいるが、ざっと過去10年の連対馬をみていると、以下の事項が傾向として浮かび上がってくる。

【1番人気強し】
・過去8回中6回で連対していて、最近は4回連続で連対中である。
・消えた1番人気は1999年のグラスグラード(重賞未経験)と2000年のマチカネホクシン(重賞未連対)のみ。

【実績について】
・OP、重賞組の全てに重賞5着以内の実績もしくはOP勝ちの実績があった。
・OP、重賞組以外には前走500万組がいるが、勝ち馬のみ連対可能である。

クラシックの中心となる勢力が出走することも多々あるだけに、1番人気の信頼度は高目で、大荒れになることは少ないようだ(ただし荒れるときは大荒れもある)。前走の成績を見ても、大敗からの巻き返しもあまり見られないようである。
次に、このレースでの主要な連対馬のパターンを見ていくこととしよう。

 

■表2 共同通信杯の有力連対パターン〜朝日杯3着以内馬〜
馬名
朝日杯
着順
人気
重賞勝鞍
2005
ストーミーカフェ
2
1
1
札幌2歳S1着
2004
アポインテッドデイ
3
2
1
京王杯2歳S2着、距離経験なし
2000
マチカネホクシン
3
5
1
重賞連対経験なし
1994
ナリタブライアン
1
1
1
朝日杯
1993
ビワハヤヒデ
2
2
1
デイリー杯2歳S
※『朝日杯』は朝日杯での着順、『着順』、『人気』はそれぞれ共同通信杯でのもの。

まずは、ひとつめのパターンとして『朝日杯3着以内馬』のケースを検証してみたい。
ここでは過去10年以外も遡って5例ほど取り上げてみた。マチカネホクシン以外は全て当レースでも連対を果たしている。
上でも取り上げたが、マチカネホクシンは朝日杯3着+鞍上武豊騎手で人気を集めたが重賞未連対が仇となってか5着に敗退している。朝日杯以外の重賞連対実績の有無には気をつけたいところだ。

もう少し詳細に見ていくと、朝日杯で連対していた馬、もしくは朝日杯以外の重賞の勝鞍があった馬はこのレースでも勝利を収めており、朝日杯未連対、もしくは朝日杯以外の重賞で2着止まりだった場合は敗退する可能性があるということ(頭はない)である。このパターンの出走があれば冷静に見極めたいところだ。

次に、もうひとつの有力パターンの『ラジオたんぱ杯連対馬』を見ていこうと思う

 

■表3 共同通信杯の有力連対パターンその2〜ラジオたんぱ杯連対馬〜
馬名
たんぱ杯
着順
人気
重賞勝鞍(たんぱ杯以外)
2001
ジャングルポケット
2
1
1
札幌3歳S1着
2000
ラガーレグルス
1
7
2
デイリー杯3歳S2着
1997
メジロブライト
1
1
1
デイリー杯3歳S2着
1995
タヤスツヨシ
1
2
1
なし
1995
ナリタキングオー
2
1
2
デイリー杯3歳S2着
※『たんぱ杯』はたんぱ杯での着順、『着順』、『人気』はそれぞれ共同通信杯でのもの。

本年から『ラジオNIKKEI杯2歳ステークス』と名称が変更になるレースであるが、このレースもまた共同通信杯の強力なステップレースとなっている。
よくご覧いただければわかると思うが、このパターンでかつ当レースを1人気で勝利を収めたジャングルポケット、メジロブライトは後々GⅠ馬となっているので要チェックでといきたいところである。

肝心の表についてだが、分析してみると5例のうちの2000年のラガーレグルスの凡走が目立つところだが、好走した4頭との違いを見たところ、どうやら4着以下の経験有無が大きく関係しているように思われる。

 

■表4 表3の該当馬の共同通信杯時点での着度数
馬名
着度数
2001
ジャングルポケット
1
2-1-0-0
2000
ラガーレグルス
7
3-1-0-1
1997
メジロブライト
1
2-2-0-0
1995
タヤスツヨシ
2
3-1-2-0
1995
ナリタキングオー
1
1-4-0-0

皐月賞での『ゲートから出ていないのに競走中止事件』で有名なラガーレグルスだが、朝日杯で落鉄があり、7着に敗れている。たんぱ杯勝ち馬とはいえ、クラシックを目指すうえでは取りこぼしは許されないと言ったことであろう。
こちらも該当馬の出走があれば要チェックすべき項目である。

 

【結論】

共同通信杯の連対馬選びはまず前提として

・朝日杯以外で重賞連対経験のある朝日杯3着以内馬
・4着以下のないラジオたんぱ杯連対馬

といった実績のある馬が絶対的に中心となってくる。

 

■表5 共同通信杯出走予定有力馬
馬名
前走
着度数
主な勝鞍
フサイチリシャール
朝日杯FS1着
4-0-0-1
朝日杯FS、東スポ杯2歳S
アドマイヤムーン
ラジオたんぱ杯2歳S2着
3-1-0-0
札幌2歳S、クローバー賞

朝日杯フューチュリティーステークスで2歳王者となったフサイチリシャールは当レースと同条件でもある東京スポーツ杯2歳ステークスでも勝鞍があり、ここは不動の本命と見るべきであろう。
一方、今回はもう片方のラジオたんぱ杯経由でもアドマイヤムーンが参戦する。アドマイヤムーンはラジオたんぱ杯2着以外には札幌2歳ステークスの勝ち馬であり、しかも連対率100%とこれまた条件を満たしている。
この点からすると1,2着はこの2頭で決まりと見るべきであろう。当コーナーの今回の結論としてはGⅠ馬に敬意を払ってフサイチリシャールを一番手とし、アドマイヤムーンを二番手としたい。

 

2005朝日杯FS 優勝馬:フサイチリシャール
2005札幌2歳S 優勝馬:アドマイヤムーン

なお、3着候補としては過去のデータを紐解くと、

・前走勝利馬(新馬、未勝利戦勝利馬はレースのレベルが低いときのみ)
・OP、重賞で掲示板に載っていた馬

となっているが、今年は出走馬のレベルが高いため、新潟2歳ステークス勝ち馬で朝日杯4着馬のショウナンタキオンと新馬→ひいらぎ賞を鮮やかに連勝してきたマッチレスバローあたりでとどめて、あまり手広くせずにある程度絞っていきたいところである。

 

■表6 共同通信杯出走予定有力馬(その2)
馬名
前走
着度数
主な勝鞍
ショウナンタキオン
朝日杯FS4着
2-0-0-1
新潟2歳S
マッチレスバロー
ひいらぎ賞1着
2-0-0-0
ひいらぎ賞(500万下)

ライタープロフィール

ヒノデクロス(ひのでくろす)

1976年6月、静岡県生まれ。大学卒業後、都内のシステム開発会社勤務。競馬歴は15年ほど、好きな馬はヒロデクロスとダンスインザダーク。「同じようなレースではおおよそ同じような結果になる」とのことで重賞を中心に過去データの観点から予想を行っている。趣味はサッカー、フットサル。日本代表と清水エスパルスおよび柴犬をこよなく愛す。

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