第49回 有馬記念1週前!フェアリーSと阪神牝馬Sを占う!!|競馬情報ならJRA-VAN

JRA公式データ配信サービス JRA-VAN

  • メール:office@jra-van.jp
  • 受付時間:10:00〜17:00
  • ※競馬開催のない土日祝・火曜を除く
  • ホーム
  • サイトマップ
  • JRA-VAN広場

データde出〜た

データde出〜たバックナンバー

第49回 有馬記念1週前!フェアリーSと阪神牝馬Sを占う!!

2005/12/14(水)

今週はGⅠの開催はないものの、3場開催で3場ともに重賞が開催される。 是非とも的中させて、来週の有馬記念に向けて勢いを付けたいところだ。 今週はそのうちフェアリーSと阪神牝馬Sについて検証をしていきたい。

今週はGⅠレースの開催はない。とはいえ、有馬記念1週前ということもあってか豪華にも3場すべてで重賞レースが行なわれる。 来週の大一番に向けて気合を入れていきたいところである。
また、JRA-VANの鉄人のコンテスト最終週ということもあり、3連単勝負も組み込まれているようだ。一発逆転を狙っている参加者の方々も多いであろう。
そのようなこともあり、また、1重賞の予想だけでは寂しいということもあるため、今回は中山競馬場で行なわれるフェアリーSと阪神競馬場で行なわれる阪神牝馬ステークスの研究をしてみようと思う。
(調査はJRA-VAN Data Lab.Target frontier JVを利用)

まず、中山競馬場で行なわれるフェアリーステークスについて。
2000年に施行時期が1週繰り上げられたが、特に傾向に大きな変化は見られないようなので 通常通り、過去10年を分析対象としている。表1-1の過去10年の連対馬の一覧表をご覧頂きたい。

 

■表1-1 過去10年のフェアリーSの連対馬
着順
人気
馬番
馬名
性齢
騎手名
タイム
前走
距離
着順
2004
1
3
3
フェリシア
牝2
横山典弘
1.08.5
赤松賞
1600
2
2
1
8
ペニーホイッスル
牝2
柴田義臣
1.08.6
新馬
1200
1
2003
1
1
8
マルターズヒート
牝2
バルジュー
1.09.2
阪神JF
1600
10
2
4
4
ホシノピアス
牝2
後藤浩輝
1.09.7
500万下
ダ1400
4
2002
1
6
8
ホワイトカーニバル
牝2
バルジュー
1.09.2
阪神JF
1600
9
2
3
13
ソルティビッド
牝2
後藤浩輝
1.09.4
阪神JF
1600
17
2001
1
1
3
サーガノヴェル
牝2
横山典弘
1.07.8
未勝利
ダ1200
1
2
3
3
ブルーリッジリバー
牝2
村田一誠
1.08.0
りんどう賞
1400
1
2000
1
2
4
テンシノキセキ
牝2
江田照男
1.09.4
福島3歳S
1200
1
2
11
1
サクセスストレイン
牝2
木幡初広
1.09.6
500万下
1200
1
1999
1
2
15
ベルグチケット
牝2
柴田義臣
1.10.3
阪神3歳牝馬S
1600
7
2
3
14
ウォーターポラリス
牝2
横山典弘
1.10.4
阪神3歳牝馬S
1600
14
1998
1
1
8
タヤスブルーム
牝2
蛯名正義
1.09.8
阪神3歳牝馬S
1600
9
2
2
13
エイシンルーデンス
牝2
野元昭嘉
1.10.0
阪神3歳牝馬S
1600
7
1997
1
3
4
レディステラ
牝2
横山典弘
1.10.4
福島3歳S
1200
1
2
6
1
ストームティグレス
牝2
田中勝春
1.10.6
黒松賞
1200
1
1996
1
1
8
ヒシナイル
牝2
的場均
1.10.8
赤松賞
1600
1
2
3
5
ビクタートウショウ
牝2
柴田義臣
1.11.4
黒松賞
1200
1
1995
1
1
8
マックスロゼ
牝2
柴田義臣
1.09.2
赤松賞
1600
1
2
3
12
シーズグレイス
牝2
蛯名正義
1.09.6
阪神3歳牝馬S
1600
9

2000年に当レースが1週前に移動して阪神ジュベナイルフィリーズ(2000年までは阪神3歳牝馬ステークス) との間隔が中1週となったものの、8頭もの連対馬(日程移動後は3連対)を出している。
そして、阪神ジュベナイルフィリーズ以外だと、前走1着の馬を中心と考えるべきであろう。
阪神ジュベナイルフィリーズ出走馬、前走勝ち馬以外では3頭のみで、そのうち2頭は府中のマイル戦、赤松賞の2,3着馬である。

 

■表1-2 阪神JF出走馬でフェアリーSで好走した馬
フェアリーS
着順
馬名
阪神JF
着順
主な実績
2003
1
マルターズヒート
10
ファンタジーS3着
2002
1
ホワイトカーニバル
9
エーデルワイス賞2着
2002
2
ソルティビッド
17
すずらん賞1着
1999
1
ベルグチケット
7
新潟3歳S2着
1998
1
タヤスブルーム
9
ラベンダー1着、ファンタジーS3着
2002
1
ホワイトカーニバル
9
エーデルワイス賞2着
1995
2
シーズグレイス
9
萩S1着、芙蓉S1着

阪神JF出走馬は基本重賞3着以内か、オープン勝利といった実績を残している。 そして、全てGⅠでは掲示板に乗れなかった敗退馬ばかりであることには注意したい。 2001年には前走、阪神ジュベナイルフィリーズで2着に好走したアローキャリーが1番人気で4着に敗れている。
また、表1-2に未掲載で上記実績を持っていない馬が2頭いるが、ウォーターポラリスはデビュー戦で大差勝ち(1.7秒差)、 エイシンルーデンスは1勝目が0.8秒差、2勝目が1.1秒差といった圧勝を経験している馬であるということを追記しておきたい。

 

■表1-3 キャリア1戦でフェアリーSを好走した馬
着順
馬名
人気
初勝利時の着差
2004
2
ペニーホイッスル
1
0.8秒差(5馬身差)
2001
1
サーガノヴェル
1
1.0秒(6馬身差)

表1-3ではキャリア1戦ながらもデビュー戦を圧勝して臨んできた馬たちを示している。人気サイドではあるが、近年目立つパターンなので初戦の着差には注目したいものである。 また、唯一の例外のホシノピアスではあるが、彼女も初勝利は大差勝ち(1.1秒差)でしかもレコード勝ちであったことを 付け加えておく。

 

■表1-4 枠別成績一覧
1着
2着
3着
4着以下
勝率
連対率
1枠
0
3
2
12
0%
17.6%
2枠
3
1
0
14
16.7%
22.2%
3枠
0
1
2
14
0%
5.9%
4枠
4
1
1
13
21.1%
26.3%
5枠
1
0
1
18
5%
5%
6枠
1
0
4
15
5%
5%
7枠
0
3
0
16
0%
15.8%
8枠
1
1
0
18
5%
10%

満遍なく散らばっているようだが、4枠が好相性である。馬番でいうと、10年間で5勝2着1回という驚異的な成績を残している 馬番8番には注目していきたい。

 

【フェアリーS結論】

フェアリーSの連対馬選びは
・阪神ジュベナイルフィリーズ出走馬の実績馬(ただし、好走馬は反動を懸念すべき)
・赤松賞出走馬、その他500万勝利馬
・圧勝経験があるキャリアの少ない馬
から選ぶべきである。
枠順に関して明確な有利不利はないが、馬番8番には注目してみたい。

今年の登録馬ではエイシンアモーレとコスモミール、プラチナローズといったところが阪神ジュベナイルフィリーズからの臨戦となる。 そして、今年はデビュー戦で圧勝してきた馬が不在であるため、GⅠ出走馬に前走500万勝利組を絡める馬券戦術になりそうだ。

 

阪神ジュベナイルフィリーズ(G1) エイシンアモーレ・コスモミール・プラチナローズ

つづいて、阪神競馬場で行なわれる阪神牝馬ステークスについて。
今年を最後に、来年は春に新設されるGⅠのヴィクトリアマイルのステップレースとして 春の阪神開催に日程移動するレースである。 このレースは距離が2000mから1600mになった1996年からの過去9年を対象にした。

 

■表2-1 過去9年の阪神牝馬ステークスの連対馬
着順
人気
馬番
馬名
性齢
騎手名
タイム
前走
距離
着順
2004
1
3
2
ヘヴンリーロマンス
牝4
松永幹夫
1.34.0
GホイップT
1600
1
2
4
5
メイショウバトラー
牝4
武豊
1.34.2
中日新聞杯
1800
2
2003
1
1
8
ファインモーション
牝4
武豊
1.33.4
マイルCS
1600
2
2
3
9
ハッピーパス
牝5
ペリエ
1.33.4
ターコイズS
1800
6
2002
1
1
9
ダイヤモンドビコー
牝4
ペリエ
1.33.2
エリザベス女王杯
2200
2
2
9
3
オースミコスモ
牝3
常石勝義
1.33.3
中日新聞杯
1800
9
2001
1
5
8
エアトゥーレ
牝4
デムーロ
1.33.5
1000万・牝
1600
1
2
8
6
ムーンライトタンゴ
牝3
河内洋
1.33.6
マイルCS
1600
17
2000
1
3
3
トゥザヴィクトリー
牝4
四位洋文
1.33.8
エリザベス女王杯
2200
4
2
12
7
タイキダイヤ
牝4
的場均
1.34.2
アンドロメダS
1200
3
1999
1
9
8
ハイフレンドコード
牝4
熊沢重文
1.33.6
富士S
1600
8
2
7
13
エイシンルーデンス
牝3
野元昭嘉
1.33.8
CBC賞
1200
7
1998
1
6
7
エガオヲミセテ
牝3
高橋亮
1.34.7
エリザベス女王杯
2200
8
2
4
12
アドマイヤサンデー
牝3
松永幹夫
1.35.0
桂川S
1800
2
1997
1
10
2
エアウイングス
牝3
武幸四郎
1.34.5
ノベンバーS
1600
8
2
3
9
シングライクトーク
牝5
藤田伸二
1.34.6
京阪杯
1800
3
1996
1
2
13
ヒシナタリー
牝3
河内洋
1.35.1
JC
2400
7
2
7
8
マジックキス
牝4
千田輝彦
1.35.2
ターコイズS
1800
2

このレースはまず前走距離を中心にで見てみよう。
距離でみると、1600mと1800mを中心に2000m超のGⅠ組がちらほら、といった様相である。
1600m組は[4-1-1-18]、1800mは勝ち馬はいないものの、[0-6-2-24]である。
1600m組はこれまでマイルチャンピオンシップ組、もしくは条件戦からの臨戦が中心となっている。 そして、1800m組はターコイズSと中日新聞杯組で占められている。
また、秋の天皇賞とマイルチャンピオンシップのように、マイルとの密接な関係がありそうな 2000m組ではあるが、この集計期間内では、[0-0-3-8]と3着どまりである。
一方、2000mを超える距離(2100m-2400m)では、[4-0-2-31]、エリザベス女王杯とJCのGⅠ組しか狙いは立たない。
エリザベス女王杯からの出走馬(一桁着順馬)には注意したいところだ。

以上から距離面から考えると、エリザベス女王杯出走馬や同距離のマイル戦出走馬を頭に、1800m戦からの臨戦馬 への流し馬券といった作戦になりそうだ。

 

■表2-2 過去10年の阪神牝馬ステークスの連対馬の父馬について
着順
馬名
性齢
父馬名
2004
1
ヘヴンリーロマンス
牝4
サンデーサイレンス
2
メイショウバトラー
牝4
メイショウホムラ
2003
1
ファインモーション
牝4
Danehill
2
ハッピーパス
牝5
サンデーサイレンス
2002
1
ダイヤモンドビコー
牝4
サンデーサイレンス
2
オースミコスモ
牝3
フジキセキ
2001
1
エアトゥーレ
牝4
トニービン
2
ムーンライトタンゴ
牝3
ダンスインザダーク
2000
1
トゥザヴィクトリー
牝4
サンデーサイレンス
2
タイキダイヤ
牝4
Ogygian
1999
1
ハイフレンドコード
牝4
Tunerup
2
エイシンルーデンス
牝3
サンデーサイレンス
1998
1
エガオヲミセテ
牝3
サンデーサイレンス
2
アドマイヤサンデー
牝3
サンデーサイレンス
1997
1
エアウイングス
牝3
サンデーサイレンス
2
シングライクトーク
牝5
ノーザンテースト
1996
1
ヒシナタリー
牝3
Seattle Slew
2
マジックキス
牝4
サンデーサイレンス

次に、血統面。
このレースはサンデーサイレンスがめっぽう強いレースで連対馬18頭中9頭を占めている。
子のダンスインザダーク、フジキセキまで含めると、過去9年で連対しなかった年はない。
このあたりも当然踏まえるべきであろう。

 

■表2-3 6番人気以下で連対した馬の一覧
着順
馬名
人気
レース名
2002
2
オースミコスモ
9
紫苑S、スイートピーS
2001
2
ムーンライトタンゴ
8
桜花賞2着
2000
2
タイキダイヤ
12
クリスタルC、摩耶S
1998
1
エガオヲミセテ
6
スイートピーS
1997
1
エアウイングス
10
スイートピーS
1996
2
マジックキス
7
北九州記念

次は、穴パターンについて。
6番人気以下で連対した馬の8頭中7頭にOP、重賞の勝鞍かGⅠ連対実績があり、これに該当 する人気薄の馬(3,4歳)がいたら積極的に狙っていきたい。
表3-3からは、同年のスイートピーS勝馬の相性が良いように思えるが、今年も該当馬が出走するようなので 注目してみたいところである。

 

■表2-4 枠別成績一覧
1着
2着
3着
4着以下
勝率
連対率
1枠
2
0
1
12
13.3%
13.3%
2枠
0
1
0
15
0%
6.3%
3枠
1
2
2
12
5.9%
17.6%
4枠
3
0
0
15
16.7%
16.7%
5枠
2
4
1
11
11.1%
33.3%
6枠
0
0
1
17
0%
0%
7枠
1
1
2
14
5.6%
11.1%
8枠
0
1
2
15
0%
5.6%

最後は枠順。
阪神マイルというと、外枠不利のイメージがあるが、データ上ではイメージどおりであろう。
6枠より外が合計でわずか3連対ということに対して、3枠〜5枠で1着、2着各6回ずつ、計12連対は注目すべきであろう。

 

【阪神牝馬S結論】

ということで、結論としては
GⅠからの臨戦馬、マイル戦からの臨戦馬を中心に1800m戦からの臨戦馬へ、というのがオーソドックスなわけであるが、 GⅠからの臨戦馬として狙うには基本人気サイドにはなるが、表2-5のように前走でそれなりの結果を出していることが要求される。

■表2-5 エリザベス女王杯、マイルCS経由で好走した古馬
着順
馬名
人気
前走レース名
前走着順
前走人気
2003
1
ファインモーション
1
マイルCS
2
2
2002
1
ダイヤモンドビコー
1
エリザベス女王杯
2
2
2000
1
トゥザヴィクトリー
3
エリザベス女王杯
2
4

そして、穴サイドとしては、表2-3を参考に3歳馬を中心にして狙ってみたいところだ。
今年の場合はラインクラフトとアドマイヤグルーヴが表2-5の条件に合致しているようだが、 アズマサンダースやライラプスなど伏兵陣も多彩なので、うまく組み合わせる馬券戦術をおすすめしたいところである。

 

マイルチャンピオンシップ(G1) ラインクラフト・アズマサンダース エリザベス女王杯(G1) アドマイヤグルーヴ・ライラプス

ライタープロフィール

ヒノデクロス(ひのでくろす)

1976年6月、静岡県生まれ。大学卒業後、都内のシステム開発会社勤務。競馬歴は15年ほど、好きな馬はヒロデクロスとダンスインザダーク。「同じようなレースではおおよそ同じような結果になる」とのことで重賞を中心に過去データの観点から予想を行っている。趣味はサッカー、フットサル。日本代表と清水エスパルスおよび柴犬をこよなく愛す。

データde出〜たバックナンバー

データ競馬のための最強ツール TARGET frontier JV(ターゲット)

ページトップへ戻る

競馬予想のJRA-VAN