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第41回 3冠目前!!菊花賞を占う!!

2005/10/20(木)

いよいよ牡馬3冠最終戦の菊花賞を迎える。ディープインパクトの3冠が濃厚といわれているが、 果たして今年の菊花賞はどのようなレースになるのだろうか?今回は距離実績からアプローチをかけてみた。

秋のGⅠシリーズ第三弾は菊花賞。
淀の3000mで今年はどんなドラマが起るのだろうか?ディープインパクトの3冠はいかに?相手はどんな馬が来るのだろうか? 早くもこの秋最初の見所を迎えたといったところだろう。
今週はこのレースを占ってみることとするが、まず最近の菊花賞の傾向を掴むために、日程変更後の過去5年と1999年のデータを参考として調査してみることとする。
(調査はJRA-VAN Data Lab.Target frontier JVを利用

 

【表1】1999年から2004年の菊花賞の3着内馬
着順
人気
馬番
馬名
騎手名
タイム
1角
2角
3角
4角
上がり
前走
距離
着順
2004
1
8
18
デルタブルース
岩田康誠
3.05.7
5
5
4
2
35.7
九十九里特別
2500
1
2
4
5
ホオキパウェーブ
横山典弘
1 1/4
16
15
14
10
35.1
セントライト記念
2200
2
3
6
1
オペラシチー
佐藤哲三
1/2
12
12
10
4
35.5
朝日CC
2000
7
2003
1
5
8
ザッツザプレンティ
安藤勝己
3.04.8
8
9
3
1
35.8
神戸新聞杯
2000
5
2
4
2
リンカーン
横山典弘
3/4
8
8
12
11
35.0
神戸新聞杯
2000
4
3
1
17
ネオユニヴァース
デムーロ
クビ
12
12
6
2
35.6
神戸新聞杯
2000
3
2002
1
10
2
ヒシミラクル
角田晃一
3.05.9
14
13
7
2
35.2
神戸新聞杯
2000
6
2
16
7
ファストタテヤマ
安田康彦
ハナ
15
15
14
12
34.8
札幌記念
2000
13
3
3
14
メガスターダム
松永幹夫
1/2
10
8
4
1
35.4
神戸新聞杯
2000
4
2001
1
6
2
マンハッタンカフェ
蛯名正義
3.07.2
10
9
7
6
34.0
セントライト記念
2200
4
2
11
10
マイネルデスポット
太宰啓介
1/2
1
1
1
1
35.4
鳴滝特別
2400
3
3
3
8
エアエミネム
松永幹夫
3/4
4
4
5
6
34.4
神戸新聞杯
2000
1
2000
1
2
15
エアシャカール
武 豊 
3.04.7
8
9
10
7
35.7
神戸新聞杯
2000
3
2
3
13
トーホウシデン
田中勝春
クビ
6
6
6
4
35.9
セントライト記念
2200
2
3
6
1
エリモブライアン
藤田伸二
4
12
12
10
7
36.3
神戸新聞杯
2000
7
1999
(参考)
1
3
1
ナリタトップロード
渡辺薫彦
3.07.6
4
5
5
4
34.0
京都新聞杯
2200
2
2
2
4
テイエムオペラオー
和田竜二
クビ
9
9
11
11
33.8
京都大賞典
2400
3
3
4
5
ラスカルスズカ
蛯名正義
クビ
11
11
9
9
33.9
神戸新聞杯
2000
3

※注:1999年までは11月初旬に開催していたが、2000年以降は10月第三週〜第四週に日程移動。

表1(とその裏側)を見たところ、
・神戸新聞杯で負けた馬が菊花賞で巻き返している。
・捲くった馬、ロングスパートを決めた馬が好結果を残している。
・ここ2年は横山典弘騎手が見事な追い込みを決めている。
・ダンスインザダーク産駒(デルタブルース、ザッツザプレンティ、ファストタテヤマ)が連続連対中。
というようないくつかのポイントが浮かび上がってきたが、重要なのはやはり、神戸新聞杯との関連性が不明確な点だ。

 

神戸新聞杯(G2) 1着:ディープインパクト

1999年までは、施行時期の関係で京都新聞杯組を中心に、京都大賞典組が幅をきかせていたのだが、 2000年の日程変更により、京都新聞杯は春に移動し、京都大賞典にはローテーションの都合上、出走が困難となった。
その結果、この神戸新聞杯が最有力ステップとなっているのだが、これがまた本番に結びつかないのはご存知の通り。
日程変更後、神戸新聞杯の最先着馬が菊花賞で最先着したことはまだない。
神戸新聞杯と菊花賞ではレースの質が決定的に異なっているからであるが、そうなると、どのような角度から今年の菊花賞を占えばよいのだろうか?

というわけで、今回、最大のポイントにしたのが距離実績。
距離実績についての調査結果が下記の【表2】である。

【表2】菊花賞3着以内馬の距離実績(1999年〜2004年)

着順
馬名
2000m
2200m
2400m
2500m
2600m
備考
2004
1
デルタブルース
 
 
 
2
ホオキパウェーブ
 
 
 
3
オペラシチー
 
 
 
 
2000m超は未経験
2003
1
ザッツザプレンティ
 
 
 
2400mはダービー3着
2
リンカーン
×
 
 
2400mはダービー8着
3
ネオユニヴァース
×
 
 
 
2002
1
ヒシミラクル
 
 
 
 
2
ファストタテヤマ
×
 
 
2400mはダービー15着
3
メガスターダム
×
 
 
2400mはダービー4着
2001
1
マンハッタンカフェ
×
 
 
2
マイネルデスポット
 
 
3
エアエミネム
 
 
 
 
2000
1
エアシャカール
 
 
 
2400mはダービー2着
2
トーホウシデン
×
 
 
2400mはダービー4着
3
エリモブライアン
 
 
 
 
2000m超は未経験
1999
(参考)
1
ナリタトップロード
 
 
2400mはダービー2着
2
テイエムオペラオー
 
 
 
2400mはダービー3着
3
ラスカルスズカ
 
 
 
 
2000m超は未経験
【記号の意味】 ◎・・・勝鞍あり、○・・・2着あり、▲・・・3着あり、×・・・4着以下のみ、空欄・・・未経験

表を見るに当たって、例を二つほど説明したいと思う。
2004年1着のデルタブルースは2000m以上について、2000mと2400mと2500mに勝鞍があるがそれ以外の距離については未出走である。 また、2003年1着のザッツザプレンティは2000m以上について、2000mに勝鞍はあるものの、2400mに関しては3着が最高である。
というわけで、よくご覧になればわかると思うのだが、近年の菊花賞で好走する馬は下記の通り、距離経験により3つにパターン分けされるのがご理解いただけると思う。

ケース1:2200m以上での勝利経験がある馬

ケース2:勝鞍は2000mまでだが、ダービーで2,3着の馬

ケース3:勝鞍は2000mまでだが、2000mを超える距離の経験がない馬


ケース1は該当する馬が最も多いのだが、近年では昨年のデルタブルースのような条件戦上がりの馬から、春の時点で オープンを勝った馬までさまざまである。この場合はダービーでの着外も許されるようで、リンカーンがダービー8着からの 巻き返しを果たしている。
ケース2はダービーで2,3着であるだけに人気必至なのだが、99年のようにケース2の馬同士で決着することもあるので注意が必要である。 また、時にはザッツザプレンティのような中穴パターンもあるのでこちらも同様に注意したい。
ケース3であるが、昨年のオペラシチーや、エリモブライアン、ラスカルスズカが該当するが、これらの馬は2000mを超える距離を 走っていないというのがポイントである。 オープン、重賞勝ち、もしくは古馬相手の1000万勝ちなどのある程度の輝く実績がほしいところであるが、このパターンは現状では3着止まり のようなので、頭に持ってくることはお奨めできないようだ。

 

【結論】

最後に上記ケースに当てはまる馬を探すべく、今年の菊花賞の特別登録馬を元に表2と同じ【表3】を作成してみた。

【表3】今年の菊花賞の特別登録馬の距離実績一覧
馬名
2000m
2200m
2300m
2400m
2500m
2600m
備考
アップドラフト
 
 
 
 
 
ダート2100m勝ち
アドマイヤジャパン
 
 
×
 
 
 
アドマイヤフジ
 
×
 
 
 
エイシンサリヴァン
×
 
 
×
 
 
 
コンラッド
×
 
 
 
 
シックスセンス
 
 
 
 
皐月2着、ダービー3着
シャドウゲイト
 
 
×
 
 
 
シルクタイガー
×
 
 
×
 
 
 
ゼンノスピリッツ
 
×
 
 
 
ディーエスハリアー
 
 
 
ディープインパクト
 
 
 
 
 
ピサノパテック
 
 
 
 
 
フサイチアウステル
 
 
 
 
マルカジーク
×
 
 
 
 
 
 
マルブツライト
×
 
 
 
 
 
ミツワスカイハイ
×
 
 
 
 
 
ヤマトスプリンター
 
 
 
 
 
 
ダート1800mで1着
レットバトラー
 
 
 
 
 
ローゼンクロイツ
 
 
×
 
 
 

表から判断すると、各ケースに当てはまる馬は下記の通りとなった。(表中の塗りつぶしてある馬)

ケース1:ディープインパクト、フサイチアウステル、ゼンノスピリッツ、ディーエスハリアー、レットバトラー
ケース2:シックスセンス(2000mで勝ちきれていない点が不満だが、実績を評価して追加)
ケース3:該当なし

本番との関連性が不明確である神戸新聞杯の勝ち馬のディープインパクトだが、距離実績からみると磐石と思われる。
能力の差に加え、このケースに合致している登録馬がディープインパクト以外に5頭程度しかいないことを考えると、このメンバー構成で負けることは考えにくいものと思われる。
そのディープインパクトの相手だが、ディープインパクト以外の上記4頭を中心に考えたい。
無敗の3冠達成の瞬間を見ることができると同時にそのレースの馬券も的中させたいものである。

ライタープロフィール

ヒノデクロス(ひのでくろす)

1976年6月、静岡県生まれ。大学卒業後、都内のシステム開発会社勤務。競馬歴は15年ほど、好きな馬はヒロデクロスとダンスインザダーク。「同じようなレースではおおよそ同じような結果になる」とのことで重賞を中心に過去データの観点から予想を行っている。趣味はサッカー、フットサル。日本代表と清水エスパルスおよび柴犬をこよなく愛す。

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