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第38回 スプリンターズSを占う!!

2005/9/28(水)

いよいよ秋のGⅠシリーズが開幕する。第一弾は電撃の6ハロン戦のスプリンターズSである。今回はこのレースを占ってみようと思う。

競馬ファンお待ちかねの秋のGⅠ戦線が今週から開幕する。 第一弾はスプリンターズS。5年前に施行時期が変更になって以来、読みづらいレースとなっている感じがしているが、今回はこの部分を調査していきたいと思う。
まず、過去10年のスプリンターズSの連対馬を洗い出してみることとする。
(調査はJRA-VAN Data Lab.Target frontier JVを利用)。

 

【表1】1995年から2004年のスプリンターズSの連対馬
年/馬場 着順 人気 馬名 3角 4角 騎手名 前走 前走距離 前走着順
2004 1 5 カルストンライトオ 1 1 大西直宏 アイビスSD(GⅢ) 1000 1
不  2 2 デュランダル   16 14 池添謙一 高松宮杯  (GⅠ) 1200 2
2003 1 5 デュランダル 15 14 池添謙一 セントウルS(GⅢ) 1200 3
良  2 1 ビリーヴ    4 2 安藤勝己 セントウルS(GⅢ) 1200 2
2002 1 1 ビリーヴ    3 3 武 豊  セントウルS(GⅢ) 1200 1
良  2 3 アドマイヤコジーン 2 2 後藤浩輝 安田記念  (GⅠ) 1600 1
2001 1 4 トロットスター  8 10 蛯名正義 安田記念  (GⅠ) 1600 14
良  2 3 メジロダーリング  1 1 田中勝春 アイビスSD(GⅢ) 1000 1
2000 1 16 ダイタクヤマト   2 1 江田照男 セントウルS(GⅢ) 1200 7
稍  2 1 アグネスワールド 5 5 武 豊  ジュライC (GⅠ) 1200 1
1999 1 2 ブラックホーク 5 4 横山典弘 マイルCS (GⅠ) 1600 3
良  2 1 アグネスワールド  2 1 武 豊  CBC賞  (GⅡ) 1200 1
1998 1 7 マイネルラヴ   7 2 吉田豊  スワンS  (GⅡ) 1400 7
良  2 2 シーキングザパール 15 11 武 豊  マイルCS (GⅠ) 1600 8
1997 1 1 タイキシャトル   4 4 岡部幸雄 マイルCS (GⅠ) 1600 1
良  2 7 スギノハヤカゼ   11 10 田島裕和 CBC賞  (GⅡ) 1200 1
1996 1 1 フラワーパーク  2 2 田原成貴 CBC賞  (GⅡ) 1200 2
良  2 3 エイシンワシントン 1 1 熊沢重文 CBC賞  (GⅡ) 1200 1
1995 1 1 ヒシアケボノ   7 5 角田晃一 マイルCS (GⅠ) 1600 3
良  2 2 ビコーペガサス  9 7 横山典弘 マイルCS (GⅠ) 1600 4
 
※注1:1999年までは12月に開催していたが、2000年以降は9月末〜10月頭に施行。
※注2:2002年は新潟開催。

1999年までは、施行時期の関係でマイルCS組、CBC賞組が幅をきかせていたのが明らかである。 12月の中山は季節柄芝が荒れ気味となり、底力が試されるレース傾向であったようで、その結果、タイキシャトルを筆頭に、 マイル以上の距離でも実績のある馬が上位を占めており、比較的平穏な結果となっていたことがお分かりいただけるであろう。
一方、2000年に施行時期が9月末〜10月頭となったわけだが、ここからはレースの性質がガラッと一変し、 16番人気のダイタクヤマトが1着となるなど、夏の上がり馬や、快速馬が活躍する掴みづらいレースに変化したようだ。
そんな中、軸馬探しをしたいところだが、今回はポイントごとに占ってみたい。

 

【表2】前年スプリンターズS覇者の翌年成績(2001年〜)
馬名 着順 人気 前年スプリンターズS以降の勝鞍
2005 カルストンライトオ ? ? なし
2004 デュランダル 2 2 マイルCS
2003 ビリーヴ    2 1 高松宮杯、函館SS
2002 トロットスター  9 6 なし
2001 ダイタクヤマト   3 2 阪急杯
2000 ブラックホーク   3 2 阪急杯
 

まず、前年覇者について。
ここ5年、前年の覇者が必ず出走しているレースではあるが、好走する馬とそうでない馬が割とはっきりしている模様。
・前年のスプリンターズS以降勝鞍があるか無いか(無いトロットスターは着外)

・勝鞍がGⅠであるかどうか(GⅠ勝ちのないブラックホーク、ダイタクヤマトは3着止まり)

というフィルタをかけると連対する馬が抽出できるわけではあるが、今年のカルストンライトオは昨年の当レース以降勝鞍がなく、危険な人気馬であると推測される。

 

【表3】同年高松宮杯覇者のスプリンターズSでの成績(2001年〜)
馬名 着順 人気 同年高松宮杯以降の戦跡(前2走の連対の有無)
2005 アドマイヤマックス ? ? 2戦0勝(前2走未連対)
2004 サニングデール 9 1 3戦0勝(前2走未連対)
2003 ビリーヴ    2 1 4戦1勝(前2走とも連対)
2002 ショウナンカンプ 3 2 1戦0勝(前々走連対)
2001 トロットスター  1 4 1戦0勝(前々走連対)
2000 キングヘイロー   7 6 2戦0勝(前2走未連対)
 

次に、同年の高松宮杯覇者について。
前年覇者同様必ず出走のあるパターンであるが、これも五分五分の成績である。
・スプリンターズS以前の前2走において前2走とも未連対であるかないか

・勝鞍が無い場合、高松宮杯以降に出走過多ではない

というフィルタをかけるとこれまた3着以内に入る馬が抽出されるようで、今年の高松宮杯覇者のアドマイヤマックスは京王杯、安田記念とともに着外であることから判断して、絶好調の武豊をもってしてもデータ的には消しの対象となる。

 

【結論】

今回の検証において前年覇者のカルストンライトオや春の覇者のアドマイヤマックスはデータ的には危険な人気馬であることが証明された。では、結局どんな馬が好走するのか?というと、過去のデータを紐解いたところ

・逃げ馬は馬場が渋ったときに見受けられる、しかも人気薄の場合。この場合は前走で逃げ切れなかった馬がスプリンターズSで行き切った場合に好走が見込まれる。
・前走のセントウルSで負けていた馬、上がりタイムが良かった馬が本番では結果を残している。
・休み明けで好走している馬はGⅠ馬のみ。
・セントウルS、休み明けのGI組以外にはアイビスSD1着馬のみ。

といった傾向が掴めるわけであるが、今年は海外馬の参戦など上記以外のパターンの出走が多いので『変化球』に気をつけるべきである。また、馬券戦術としては

・新潟で行なわれた2002年以外は1番人気が勝てていないことからも、馬券的には人気薄→上位人気の馬単に妙味がある。
ということに注意して戦術を立てるべきである。

ライタープロフィール

ヒノデクロス(ひのでくろす)

1976年6月、静岡県生まれ。大学卒業後、都内のシステム開発会社勤務。競馬歴は15年ほど、好きな馬はヒロデクロスとダンスインザダーク。「同じようなレースではおおよそ同じような結果になる」とのことで重賞を中心に過去データの観点から予想を行っている。趣味はサッカー、フットサル。日本代表と清水エスパルスおよび柴犬をこよなく愛す。

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