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第23回 安田記念と京王杯スプリングカップのつながりについて教えて!!

2005/6/1(水)

今回は特別2本立て!!

 

今週は春の古馬マイル王決定戦の安田記念が開催される。安田記念といえば京王杯スプリングカップ(GⅡ)との関連性が深いわけだが、具体的にどのような関連性があるのか探ってみた。

2005年の春GⅠも残り僅か。今週は春の古馬マイルチャンピオン決定戦の安田記念が行なわれる。 先日のダービーはディープインパクトが予想通りの圧勝に終わったが、今週は打って変わって混戦の様相を呈している。 今回はこのレースに関して検討してみることとするのだが、 このレースを考えたとき、前哨戦の京王杯スプリングカップ(GⅡ、以下京王杯SC)と関係は切っても切り離せないだろう。多くの安田記念連対馬が京王杯SC経由であると思われる。
というわけで、まず、

「一体、過去の安田記念連対馬のなかのどれくらいが京王杯SCから臨戦しているのだろうか?」

ということを調査しようと思い、今回はこのことについてJRA-VAN Data Lab.TARGET で実際のデータを使って検証してみた。

 

【表1】京王杯SCをステップに安田記念を連対した馬(1986年以降)
馬場 安田記念
人気
安田記念
着順
馬名 性齢 騎手名 調教師 京王杯
斤量
京王杯
人気
京王杯
着順
2004
4
2
テレグノシス
牡5
勝浦正樹
杉浦宏昭
58
5
2
2002
2
2
ダンツフレーム
牡4
池添謙一
山内研二
57
4
4
2001
9
1
ブラックホーク
牡7
横山典弘
国枝栄 
59
1
3
2000
6
2
ディクタット
牡5
オドノヒュー
ビン・スルール
59
4
6
1999
4
1
エアジハード
牡4
蛯名正義
伊藤正徳
56
4
2
1999
1
2
グラスワンダー
牡4
的場均 
尾形充弘
58
1
1
1998
1
1
タイキシャトル
牡4
岡部幸雄
藤沢和雄
58
1
1
1997
1
1
タイキブリザード
牡6
岡部幸雄
藤沢和雄
58
1
1
1996
1
1
トロットサンダー
牡7
横山典弘
相川勝敏
59
2
3
1996
3
2
タイキブリザード
牡5
岡部幸雄
藤沢和雄
58
1
2
1995
4
1
ハートレイク
牡4
武豊  
ビン・スルール
56
4
5
1993
2
1
ヤマニンゼファー
牡5
柴田善臣
栗田博憲
59
2
1
1992
11
1
ヤマニンゼファー
牡4
田中勝春
栗田博憲
56
8
3
1991
2
1
ダイイチルビー
牝4
河内洋 
伊藤雄二
54
3
1
1991
10
2
ダイタクヘリオス
牡4
岸滋彦 
梅田康雄
57
5
6
1988
1
1
ニッポーテイオー
牡5
郷原洋行
久保田金
59
2
2
1988
2
2
ダイナアクトレス
牝5
河内洋 
矢野進 
56
1
1
1987
1
2
ニッポーテイオー
牡4
郷原洋行
久保田金
57
1
1
1986
1
1
ギャロップダイナ
牡6
柴崎勇 
矢野進 
59
1
4

表1を見ると、過去19年の連対馬38頭のうち、19頭が京王杯SC経由で臨戦し、連対を果たしている。
間違いなく、このレースの出走馬が安田記念の予想において中心とすべきなのだが、一体、京王杯SCでどんな成績だった馬が好走しているのであろうか?
じっくり眺めてきたところ、あるチェックを入れてみた。それは表1で黄色く塗られた部分で、「京王杯SCで2番人気3着以内」という共通点である。

というわけで今度は「京王杯SCで2番人気3着以内だった馬」についてTARGETで検索をかけてみた。

 

【表2】京王杯SCで2番人気3着以内だった馬(1986年以降)
馬場 馬名 性齢 騎手名 斤量 京王杯
人気
京王杯
着順
タイム 着差 調教師 オッズ 安田記念
人気
安田記念
着順
2005
テレグノシス
牡6
勝浦正樹
58
2
3
1210
0.7
杉浦宏昭
4.8
2004
ウインラディウス
牡6
田中勝春
57
2
1
1204
0
藤沢和雄
5.1
2
14
2001
ブラックホーク
牡7
横山典弘
59
1
3
1202
0.1
国枝栄 
2.5
9
1
2001
スティンガー
牝5
岡部幸雄
56
2
1
1201
-0.1
藤沢和雄
5.9
2
15
2000
ブラックホーク
牡6
横山典弘
59
2
2
1213
0.3
国枝栄 
4.4
2
9
1999
グラスワンダー
牡4
的場均 
58
1
1
1205
-0.1
尾形充弘
2.1
1
2
1999
ケイワンバイキング
セ6
横山賀一
57
2
3
1207
0.2
奥平真治
4.8
-
-
1998
タイキシャトル
牡4
岡部幸雄
58
1
1
1201
-0.2
藤沢和雄
1.5
1
1
1997
タイキブリザード
牡6
岡部幸雄
58
1
1
1205
-0.2
藤沢和雄
3.1
1
1
1996
トロットサンダー
牡7
横山典弘
59
2
3
1212
0.1
相川勝敏
3.3
1
1
1996
タイキブリザード
牡5
岡部幸雄
58
1
2
1212
0.1
藤沢和雄
3
3
2
1994
スキーパラダイス
牝4
武豊  
55
1
1
1214
-0.2
ファーブル
2.2
1
5
1993
シンコウラブリイ
牝4
岡部幸雄
55
1
2
1212
0.2
藤沢和雄
1.5
3
3
1993
ヤマニンゼファー
牡5
柴田善臣
59
2
1
1210
-0.2
栗田博憲
3.9
2
1
1988
ニッポーテイオー
牡5
郷原洋行
59
2
2
1214
0
久保田金
2.7
1
1
1988
ダイナアクトレス
牝5
岡部幸雄
56
1
1
1214
0
矢野進 
2.3
2
2
1987
ニッポーテイオー
牡4
郷原洋行
57
1
1
1218
-0.3
久保田金
1.9
1
2
1986
トーアファルコン
牡5
河内洋 
57
2
1
1237
-0.1
服部正利
5.4
2
5

表2によると過去の京王杯SCで2番人気3着であった17頭(本年のテレグノシスを除く)のうち、10頭がその年の安田記念で連対を果たしているようだ。 高い確率ではあるが、その一方で連対できた10頭と連対できなかった8頭との違いはなんなんであろうか?という点に興味を持ったので調べてみることにした。
これも頭を悩ませたが、「牡馬」、「斤量58キロ以上」というキーワードでさらに分類してみたが、いかがだろうか?男馬で実績のある馬(GⅠ、GⅡ勝ち馬)なら信頼できるのでは?という意図である。

表2で色つきの馬が該当馬である。安田記念で連対を果たした馬を黄色で、連対を果たせなかった馬を灰色で塗りつぶしてみた。

ニッポーテイオー、ヤマニンゼファー、タイキブリザード、トロットサンダー、タイキシャトル、グラスワンダー、ブラックホークと並んでおり、2000年のブラックホーク以外は全て連対を果たしているようだ。 今年はテレグノシスが該当しており、この馬が2000年のブラックホークと同じパターンでなければ確固たる軸馬とすべきであるのだが、果たして信頼できる馬であろうか?

結論から言うと、NOである。
2000年のブラックホークとそれ以外の7頭(のべ9頭、こちらにもブラックホークが入っているので厄介なのだが。)の差は「単勝オッズ」であり、2000年のブラックホークの単勝4.4倍に対して、それ以外は全て単勝3点台以上(単勝3,2,1点代)なのである。今年のテレグノシスは単勝4.8倍であり、また、着差においても3着とはいえ0.7秒差をつけられており、図2の中では最低にランクされる。本来ならば確固たる軸馬とすべきところだが、今回は思い切って軽視してみたいところだ。

また、本来主に取り上げるべきはずの勝ち馬のアサクサデンエンではあるが、表1から判断すると、人気薄で京王杯SCを勝った馬の安田記念の好走例がないため(過去の京王杯SC1着馬が安田記念で連対しているのは京王杯SCで3番人気以内だった馬のみ)、データ的には苦しいと予想する。
(アドマイヤマックスに関しては同レースで連対経験済みである点、既にGⅠ馬である点からして一概に軽視することはできないが。)

 

【結論】

今年の京王杯SC組は安田記念では信頼しづらい!?

安田記念は本来主役を張るべき京王杯SC好走組のテレグノシス、アサクサデンエンに関しては過去データから判断する限り、どうも信用しづらいようだ。
こういう時は得意の(?)別路線組ということでここは3頭押し寄せている香港馬に注目してみたい。
筆者的には18戦17勝のサイレントウィットネスよりも過去1年マイル戦で3戦2勝3着1回のブリッシュラックに注目してみたいところだ。

担当:藤田聡

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