ドバイワールドカップ特集

 

世界の強豪が集結するドバイミーティング

photo
旺盛な意欲で自国の発展と世界の競馬界をリードするモハメド殿下。(photo by Kazuhiro Kuramoto)

ドバイミーティング沿革

世界に誇る賞金額、上半期最大の競馬イベント

ドバイはアラブ首長国連邦(UAE=United Arab Emirates)を構成する7つの首長国の1つ。面積は埼玉県ほどしかなく、領土の大半は砂漠だが、莫大なオイルマネーを背景に中東のビジネス、観光の拠点として、中国をも凌ぐ経済成長率で発展を続けている。空前の開発ブームに沸き返り、世界の建築用クレーンの60%が集結しているという説も。その象徴的な存在が「ブルジュ・ドバイ」という超高層ビルで、公式ホームページによると、東京タワーの2倍に迫る600m(159階)を超えてなお建設が進められている。ドバイの建設ラッシュを支えるのは中東やアフリカ諸国からの出稼ぎ労働者で、人口の90%は彼らをはじめとする外国人。イスラム社会の中にあって女性の社会進出、西洋文化にも寛容な土地柄として知られる。

制圧、肉迫、日本馬の戦い

photo
キャプテンスティーヴ(左)に抜かれてもなお、最内で懸命に粘るトゥザヴィクトリー。(photo by Kazuhiro Kuramoto)

激闘を演じた日本馬のレース 2001年ドバイWC

牝馬で唯一、ドバイWCで2着に好走した日本の快速娘

何頭もの日本代表馬が海を渡り、砂漠の大地・ドバイで世界の強豪を相手に激戦を繰り広げてきた。ドバイミーティングの一つであるドバイDF、シーマ・クラシック、ゴドルフィン・マイルでの日本馬の優勝は過去にあるが、メーンレースのドバイWCともなると勝利の2文字を掴むのは非常に困難というのが現状だ。

photo
ステイゴールドは海外で無類の勝負強さを誇った。(Photo by Kazuhiro Kuramoto)

激闘を演じた日本馬のレース 2001年ドバイ・シーマ・クラシック

日本の“善戦マン”が世界制覇!
ドバイの競馬史に初めて勝者の名を刻んだ日本馬

日本馬が海を渡り、海外で結果を残すことが当然の様に思われている現在。ドバイでも4頭の日本馬(2007年まで)が勝ち名乗りを受けている。その中でも忘れてはならないのが日本代表馬としてドバイで初めて勝利の2文字を掴んだステイゴールドだ。

Nad Al Sheba Racecourse

photo

Nad Al Sheba競馬場

芝とダートの質感、コースレイアウトは日本と好対照

ドバイミーティングが行われるナド・アル・シバ(Nad Al Sheba)競馬場は、ダートコースの内側に芝コースが設けられている。周回コースは左回り、直線とコーナーにわずかな勾配があるだけという共通点からも、アメリカンスタイルの競馬場と言える。