ドバイワールドカップ特集

 

速報・関係者コメント

photo
イイデケンシンは果敢に先手を打って出たが、直線半ばで完全に手ごたえを失った。(photo by Kazuhiro Kuramoto)

UAEダービー

オナーデヴィルが2冠達成

UAEダービー(ダート1800m)は現地時間29日、UAEドバイのナド・アル・シバ競馬場で行われ、UAE2000ギニーの勝ち馬オナーデヴィルが直線で力強く抜け出し優勝。2冠を達成した。勝ち時計は1分48秒60。2着もライバル関係にある僚馬ロイヤルヴィンテージで着差は4馬身1/4。日本から参戦したイイデケンシン(昆貢厩舎)は、果敢に逃げたが直線早々に失速し、出走10頭中の8着(2頭が取り消し)に終わった。

イイデケンシンは互角の発馬から鞍上の藤田伸二騎手に手綱をしごかれてハナへ。しかし、内のマッシヴドラマの出足も速く、楽な逃げが打てない。最終コーナーで内から前に出られると早くも手ごたえ劣勢になり、そのあとは力なく後退する一方。結局、勝ち馬から17馬身1/4差でゴールした。

優勝したオナーデヴィルは、スタート直後から積極的に先行し、イイデケンシンを2、3馬身前方に見ながら好位をキープ。最終コーナーのペースが上がった所で、鞍上の手が盛んに動き、一瞬、危うしと思わせるシーンが見られた。しかし、直線に向いて徐々に底力を発揮。一完歩ずつ力強く加速すると、内をすくって抜け出しを図ったロイヤルヴィンテージを残り400m地点で捕らえ、その後は一方的に突き放してゴールした。

■藤田伸二騎手のコメント
「前に行って、本当は内に入りたかったが、内に1頭いて入れなかった。そのまま流れに乗ったが、直線では一杯になってしまった。厳しい流れになって(イイデケンシンには)合わなかった。仕方ないね」

■昆貢調教師のコメント
「コーナーがきつく、脚質に幅がある馬でないとアウェーでは厳しいと感じた。この後は放牧に出して一服してから、ジャパン・ダート・ダービーを目標に調整します」