ドバイワールドカップ特集

 

速報・関係者コメント

photo
大きな見せ場を作ったウオッカだが、あと一歩及ばなかった。(photo by Kazuhiro Kuramoto)

ドバイDF

南アの伏兵ジェイペグがレコードV

ドバイ・デューティ・フリー(芝1777m)は現地時間29日、UAEドバイのナド・アル・シバ競馬場で行われ、南アフリカから参戦したジェイペグ(H.ブラウン厩舎)が優勝した。勝ち時計の1分46秒20はコースレコード。2着はフランスのダルジナで着差は1/2馬身。日本のウオッカ(角居勝彦厩舎)は好位から伸び切れず勝ち馬から2馬身余り後れた4着、アドマイヤオーラ(松田博資厩舎)は後方から見せ場なく約4馬身差の9着に終わった。

発馬良くジワリと好位4、5番手で流れに乗ったウオッカは、きついコーナーを何とかクリアして馬場の中央から直線へ。馬なりで先頭争いに加わり勝利を予感させたが、いざ追い出してから持ち味の爆発力が見られず、逆に突き放されて万事休す。アーキペンコにも差し込まれて4着に終わった。一方、アドマイヤオーラは後方3、4番手からレースを進め、直線の末脚勝負に賭けるも不発。逃げた馬がレコードで駆け抜ける流れが合わなかった。

photo
アドマイヤオーラは先行有利の流れに泣いた。(photo by Kazuhiro Kuramoto)

ジェイペグは不利な外枠から迷わずハナに立って軽快に逃走。コーナリングでフラつく2番手のフローラルペガサスから2馬身ほどのリードを奪い、馬場の三分所から直線に向いた。空いた内を突いてフローラルペガサスが巻き返し、さらにシーチェンジとダルジナ、アーキペンコも台頭。外からはウオッカも加わり、残り400m地点を過ぎて6頭が先頭に並んだが、一度は内の数頭に出られたジェイペグが、ウオッカの接近と共に二枚腰を発揮し、ゴール前でダルジナを差し返した。

■武豊騎手と角居調教師の談話
角居調教師「あの位置でないと勝てないですよね」
武豊騎手「そうですね。いつでも行けるように、ハミを掛けていました」

■安藤勝己騎手のコメント
「スタートは良かった。いい位置につけられたけど、途中で前に入られて位置取りが悪くなった」