ドバイワールドカップ特集

 

いざ世界の頂点へ!日本馬が挑む

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昨年の借りを返し、その名を世界に轟かせたい。(2007年東京大賞典 photo by Kazuhiro Kuramoto)

ドバイWC

ヴァーミリアン Varmilion 牡6 石坂正厩舎 「成るかリベンジ、再挑戦に退路なし」

昨秋のJBCクラシックから前走のフェブラリーSまで、全てワンサイドのGI4連勝、現役ダート王の地位を不動のものとし、日本馬の総大将として海を渡るヴァーミリアン。今回は昨年の雪辱を期した遠征となる。

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実力発揮なら勝利は目前。(2007年日本ダービー photo by Kazuhiro Kuramoto)

ドバイDF

ウオッカ Vodka 牝4 角居勝彦厩舎 「実力は世界レベル、再生の閃光を放つ可能性は十分」

昨年の日本ダービーを、牝馬として64年ぶりに制し、一大センセーションを巻き起こしてから、1年近い歳月が流れようとしている。しかし、ここまで未勝利。ダービーでの圧倒的なパフォーマンスを目にした者からすれば、信じられないような結果が続いている。

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直線勝負は望むところ。(2007年弥生賞 photo by Kazuhiro Kuramoto)

アドマイヤオーラ Admire Aura 牡4 松田博資厩舎 「先輩ムーンに続け! 連覇を狙うアドマイヤ軍団の若大将」

骨折癒え、復帰3戦目の前走・京都記念で完全復活を遂げたアドマイヤオーラ。この勝利がモノを言ってドバイDFに追加選出された。

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血統には未知なる魅力。(2008年共同通信杯 photo by Kazuhiro Kuramoto)

UAEダービー

イイデケンシン Iide Kenshin 牡3 昆貢厩舎 「時計面に限界見えるも、血統背景に現地で化ける可能性」

これまでUAEダービーに参戦した日本調教馬は計3頭。06年3着のフラムドパシオンを筆頭に、07年のビクトリーテツニーも5着と、なかなかの成績を収めている。この2頭と遠征前の実績を比較すると、重賞勝ちがあるイイデケンシンは断然の格上。

これが世界だ!立ちはだかるライバルたち

ドバイWC

カーリン強し、ヴァーミリアンの前にそびえる現役世界最強の壁

昨年の雪辱を期すヴァーミリアンに対し、巨大な壁となって立ちはだかるのがカーリン(Curlin/牡4)だ。ヴァーミリアンの紹介にも記したが、昨年のレーティングはインヴァソール、オーソライズド(Authorized)、ディラントーマス(Dylan Thomas)と並んで世界2位。

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果たしてラモンティは姿を現すか。(2007年香港C photo by Kazuhiro Kuramoto)

ドバイDF

気になるラモンティの動向、回避なら日本勢の勝機拡大

芝中距離における日本馬の実力は今や世界レベル。柔道日本一が即、世界一への切符となるように、日本の中距離戦線でトップに立った馬は、どこに出しても勝ち負けを期待できる。昨年の優勝馬(アドマイヤムーン)を輩出している事実もあり、ドバイDFは、日本馬が受けて立つ側と言っていいかもしれない。

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2年連続で3冠を明け渡す屈辱は避けたいスルール師(左)とデットーリ騎手。(photo by Kazuhiro Kuramoto)

UAEダービー

UAE3冠戦線をリードする2強の優位動かず

約1か月後にケンタッキー・ダービーという最大の目標を控えていることもあり、ドバイWCのように、ダートの本場アメリカから大物が参戦することはない。UAE3冠の最終戦にして最大のレースだけに、地元勢が中心となる。