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DataLab.(データラボ)第16回 このとき馬は走る!E2 など

「競馬ソフトは完成することがない」伊藤隆
写真[伊藤隆]
新潟県出身、58歳。30年ほど前に「TK80BS」という「マイコン」に出会う。以来現在に至るまで独学でプログラミングを続け、JRA-VANのサービス開始前から「このとき馬は走る!」の初期バージョンを発表。現在は来春を目標に新ソフトを制作中。

インタビュー記事 インタビュアー/市丸博司(2008/5)

ソフトを使っていく上で「いらいらしない」のが一番

市丸:競馬のソフトを開発されて、なにか苦労した点などはありましたか?

伊藤:最初はあまり当たらなかったんですよね、特に高配当は。自分で使っているうちはそれでも楽しめれば良かったのですけれど、公開するとなるとなかなかそうも言っていられなくて…。

市丸:予想系のソフトというと、どうしても当たるかどうかだけで判断されてしまいますからね。

伊藤:あと、普通のソフトと決定的に違うことは、競馬ソフトは完成することがない、ということです。ほかのソフトは機能をつけていけばいつか完成しますけれど、(全レースを当てることはできない)競馬ソフトは難しいというか。

市丸:その後、JRA-VANがDataLab.になったりするのに対応していって、今に至るという形ですか?

伊藤:そうですね。データベースは最初作ったときから一緒だったのですが、DataLab.になったときに変更しました。データの量が膨大になって、それを処理するスピードが大事になって。ソフトを使っていて「いらいらしない」というのが一番!

市丸:ソフトの開発は、どんなときにされているのですか?

伊藤:ここ(店の奥)のノートで。前はこっち(店頭に近い方)でやっていたのですけど「なにやってんだ!」って(笑)。

市丸:店の方は土日は…。

伊藤:日曜は休みです。ただ、家の男手が自分だけなので、春から夏は庭木の手入れを、せめて外から見ておかしくない程度にしたり…。秋は雨でまるっきりアテにならないですし。

市丸:そうすると、冬が開発のシーズンですか?

伊藤:そうですね。朝から晩までパソコンに向かっているのは雪の時期。雪除け(雪かき)はありますけれど。

市丸:ソフトの方ですが、蓄積系ではなく、リアルタイムデータを利用する形ですよね。

伊藤:そうですね。ただ、その日に取得したデータは保存しておくような形で。

市丸:ヘルプの方も充実されてますけれど、これが特長だ、というような部分はなにかありますか?

伊藤:「試行錯誤の道具」ですね。ああでもない、こうでもない、と考えているうちにレースがスタートしてたりします(笑)。

市丸:買い目は提示されたりはしない、ということですね。

伊藤:使ってみるとわかりますが、すぐに買いたい人には向かないですね。使っているうちに、なんとなく「こいつは強いかな」とかいうのがわかってくるような。

市丸:そのプロセスを楽しんでいくソフト、ということですね。もう1本「咲け五郎」というソフトも公開されていますが、これは?

伊藤:JRA-VANのコンテストで「50歳以上特別賞」というのがあって、それを狙って作ったソフトです(笑)。軸馬を決めてもらうと、その相手候補が出てくるので、こっちは簡単ですね。

市丸:「このとき馬は走る!」はじっくり考えたい人向け、「咲け五郎」は簡単に予想したい人向け、ということですね。最後に、今後の予定などはありますか?

伊藤:Visual Studio 2005を使って新しいのを作ろうと思って、今はデータを処理するところまで進んでます。ただ、雪の下に埋もれたときがプログラムシーズンだから(笑)、一冬越した後くらいになりますかねえ。

市丸:そうですか、期待しています。本日はありがとうございました。

「このとき馬は走る!E2」「咲け五郎」ってどんなソフト?

このソフトのダウンロードはこちら!

このとき馬は走る!E2このとき馬は走る!E2

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