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DataLab.(データラボ)第14回 HRPTV5C

「一般的に『穴馬』と言われる馬でも、私のロジックでは『最も強いと思われる馬』だったりします」 井野元雄(HRPTV5C)
写真[井野元雄]
愛知県出身、60歳。仕事でイギリスに出張した際にデータ解析に触れ、その後78年に「回帰分析」を利用した競馬予想プログラムを発表。その後、ファミコン用競馬ソフト「井崎脩五郎の競馬必勝学」や、パソコン用「HRPTV5C」を開発。JRA-VAN NEXTの「データマイニング」作成にも協力する。

インタビュー記事 インタビュアー/市丸博司(2008/3)

イギリス出張を機にデータ解析と出会う

市丸:まずはプロフィールからお聞かせ願えますか?

井野:昭和22年、1947年生まれで去年60歳になりまして、年金を頂けるようになりました(笑)。

市丸:公表されているプロフィールを拝見すると、ずいぶんと以前から競馬ソフトを開発されているようですが、そもそもデータ解析に出会ったのは、どんなきっかけだったのでしょう?

井野:学生時代は、名古屋大学で「農芸化学-放射線滅菌」を専攻していました。今は注目されている分野で、先輩方はいろいろ発見されたようですが、残念ながらその場に立ち会うことはできませんでした(笑)。その後、旧理化学研究所…、はご存じですか?

市丸:ええ! あ、いや、名前くらいは、というレベルですけれど(笑)。

井野:当時は民間会社になって「科研化学」、今は「科研製薬」という会社になっていますが、そこに就職しました。それから何年かして、イギリスのラジオケミカルセンター(英国原子力公社)に出張になりまして、そこでの経験がきっかけですね。

市丸:具体的にはどんなことをされていたのですか?

井野:核廃棄物ってありますよね? キセノンなど放射性ガスを医療用に再利用する研究の関連で、その輸入手続きなどで出張したのですが、その中でいろいろと見聞しまして。

市丸:そこの研究でデータ解析をやっていたのを見て、ご自身でも…、ということでしょうか。

井野:そうですね。人間の微量ホルモンを測るシステムの中で「非線形回帰」というデータ解析を行っていたのですが、パソコン…、いや、当時はマイコンですね。BASICを使って研究者用に非線形回帰のプログラムを配布していたのです。向こうの人は「理解できないだろう」と思っていたかもしれませんが、「これはなんとかしてやろう」と(笑)。それで数学的なものに手をつけ始めました。

市丸:ただ、今おっしゃったように、現在の普及した「パソコン」ではなく、「マイコン」の時代ですよね?

井野:Googleの「ランク」が似たようなシステムを使っていますが、こういったものが実用化されたのはコンピュータが高速化したここ何年かの話ですね。当時のマイコンでこれをやらせよう、などと考えた人はほとんどいなかったと思います(笑)。

井野さんインタビュー写真

その頃、競馬はどんな形で楽しまれていたのでしょうか?

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競馬ソフト作者インタビュー

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